シグマ DP2 Merrill は、旧DPシリーズと比べて画質も操作性も良くなったがRAWで撮るべし
写真家 田中希美男さんが、自身のブログ Photo of the Day で Sigma DP2 Merrill のレビュー第3弾を掲載しています。DP2 Merrill は、旧DPシリーズと比べて画質も操作性も良くなったが、JpegではなくRAWで撮るべきだと評価しています。
- DP2 Merrillは、旧型DPシリーズのカメラと比べると画質も操作性も飛躍的に良くなった
- 良くなったとはいえ、シグマのデジタルカメに脈々と受け継がれているカメラ自身の野放図さと自虐性と自己破滅性が完全になくなったわけではない
- それなりの覚悟と忍耐は必要
- 依然としてAFスピードはめちゃくちゃ遅い
- AF測距フレームが大中小に切り替えられるようになったのもシグマにしては快挙
- 相変わらずAWBは不安定だけど、これも以前の機種に比べれば格段に安定している
- 相変わらずなのだけど“気持ち悪い”グリーンかぶりが見られるのは困ったもの
- より高画質を望むならJPEG撮影はおすすめしない
- RAWで撮っておき、めんどうだけど専用のRAW処理ソフトでワンカットづつ「現像処理」をしたほうが幸せになれる
- ISO感度はISO200がおすすめで、高感度はぎりぎりISO400まで
- ISO3200もISO6400も、グリコのおまけよりもひどい
今回のレビューは、以前からシグマのカメラで言われている指摘をまとめたような感じですね~やはりシグマは独自の道を進んでいるな~っと。でも独自ながらも少しずつは良くはなてきている印象、他社と進化のスピードを比べても意味はありません。
まあDPシリーズで動的な被写体をメインに撮らないと思うのでAFの遅さは我慢できるとして、やはりFoveon X3の高感度耐性はなかなか進化が難しいみたいですね…^^; でもDPシリーズを購入されるユーザーさんは、すべてを認めてオーナーになる訳ですから、あとは良い写真を撮るのみって感じでしょうか。
Photo of the Day のDP2 Merrillレビューはあと1回あるみたいで、最後は良い話だそうですよ♪