ソニーが、FE 100mm F2.8 STF と FE 85mm F1.8 日本国内発表
ソニーが海外先行発表した FE 100mm F2.8 STF GM OSS | SEL100F28GM と FE 85mm F1.8 を国内発表しました。加えて E PZ 18-110mm F4 G OSS | ELP18110G と 電波式ワイヤレス通信対応 外付けフラッシュ HVL-F45RM も発表されています。
FE 100mm F2.8 STF GM OSS | SEL100F28GM
本レンズは、プレミアムレンズシリーズのGマスターとして、高い解像性能はもちろん、STFレンズならではの印象的なぼけ描写にも徹底的にこだわり、花、ポートレートやファッション、ウェディングの撮影などに適した中望遠単焦点レンズです。
新開発のアポダイゼーション(APD)光学エレメントを採用。ピント面からデフォーカス(ピントが合っていない)部分への遷移や、明るい部分の輪郭などをSTFレンズ特有の洗練されたぼけ味でなめらかに描きます。また、通常大口径レンズの画面周辺で目立ちやすいぼけ像の歪み(口径食)を本レンズでは徹底的に抑制。画面全域で、美しい円形ぼけを実現します。主被写体を際立たせるだけでなく映像全体に自然な立体感をもたらし、作品を印象的に仕上げます。
さらに、コントラストAF(オートフォーカス)と像面位相検出AF4の両方に対応しており、ダイレクトドライブSSM(Super Sonic wave Motor)の搭載により、静止画・動画を問わず、静粛で高速・高精度なピント合わせをします。 新たにマクロ切り替えリングによる近接撮影機能(最短撮影距離0.57m、最大撮影倍率0.25倍)と、暗所での撮影に便利なレンズ内蔵の光学式手ブレ補正機構も搭載しています。加えて、フォーカスホールドボタン、AF/MF(マニュアルフォーカス)を切り替えるフォーカスモードスイッチ、絞りリング(T No.5.6~22)など、操作性や防塵・防滴※5にも配慮した設計となっています。※プレスリリースより
FE 100mm F2.8 STF GM OSSの基本的なスペックは…
- 焦点距離 : 100mm (APS-C 150mm)
- レンズ構成 : 10群13枚
- 画角 : 35mm 24° APS-C 16°
- 開放絞り : F2.8
- 最小絞り : F20
- 絞り羽根 : 11枚 (円形絞り)
- 最短撮影距離 : 85cm (マクロ切り換えリング 0.85m-∞時) / 57cm (マクロ切り換えリング0.57m-1.0m時)
- 最大撮影倍率 : 0.14倍 (マクロ切り換えリング 0.85m-∞時) / 0.25倍 マクロ切り換えリング0.57m-1.0m時)
- フィルター径 : 72mm
- 手ブレ補正 : OSS
- フードタイプ : 丸型バヨネット式
- サイズ : 85.2 x 118.1mm
- 質量 : 700g
発売日は2017年4月を予定していて、希望小売価格は188,000円+税とのこと。予約開始は、2017年2月14日(水)を予定しています。GMレンズだけに供給数が少ない可能性があるので、購入を考えている方は早めに予約しても良いかもしれません。ソニーショールルームの先行展示は、決定次第告知すると掲載されています。
小型軽量で手軽に携行でき、フルサイズからAPS-Cサイズのセンサーを搭載したカメラをお持ちのお客様まで、本格的なポートレート撮影を楽しめる、開放F値1.8の大口径中望遠単焦点レンズです。
ED(特殊低分散)ガラス1枚と9枚羽根の円形絞りの採用により、ピント面は画面の隅々までシャープに、また背景は自然で柔らかく描きます。また、ダブルリニアモーターの搭載により、高速・高精度で静かなフォーカス駆動を実現します。カスタマイズ可能なフォーカスホールドボタンには、対応するカメラのメニューからポートレート撮影に便利な瞳AF機能などを割り当てることができるほか、MF時にレスポンスよく快適な操作が可能なフォーカスリングやフォーカスモードスイッチも搭載、防塵・防滴5にも配慮した設計となっています。※プレスリリースより
FE 85mm F1.8の基本的なスペックは…
- 焦点距離 : 85mm (APS-C 127.5mm)
- レンズ構成 : 8群9枚
- 画角 : 35mm 29° APS-C 19°
- 開放絞り : F1.8
- 最小絞り : F22
- 絞り羽根 : 9枚 (円形絞り)
- 最短撮影距離 : 80cm
- 最大撮影倍率 : 0.13倍
- フィルター径 : 67mm
- 手ブレ補正 : なし
- フードタイプ : 丸形バヨネット式
- サイズ : 78 x 82mm
- 質量 : 371g
発売日は2017年4月を予定、希望小売価格は74,000円+税とのこと。加えて去年の9月に海外発表済みのスーパー35mm / APS-Cフォーマットで4K動画撮影に最適な高性能電動標準ズームレンズ E PZ 18-110mm F4 G OSS | ELP18110G がようやく国内発表された模様。
小型・軽量(従来機『HVL-F43M』比、体積約12%減)と、最大ガイドナンバー45※1の大光量を両立する、高性能外付けフラッシュです。αの電波式ライティングシステム(電波式ワイヤレスコマンダー『FA-WRC1M』)との組み合わせによるワイヤレスライティングが可能で、プロのフォトグラファーの要望にも応え、機動力のあるライティングソリューションを提供します。プレスリリースより
発売日は2017年4月を予定、希望小売価格は43,000円+税とのこと。FEレンズ3本と新型フラッシュが発表され、日本ではこれでCP+ 2017に突入といた感じでしょうか。