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ソニー FE 24mm F1.4 GMは、完璧なパフォーマンスを実現している

ePHOTOzineが、ソニーの大口径広角単焦点レンズ FE 24mm F1.4 GM | SEL24F14GM レビューとサンプル画像を掲載しました。FE 24mm F1.4 GMは、GMレンズならではの光学性能を引き継ぎ、完璧なパフォーマンスを実現していると評価しています。

FE 24mm F1.4 GMの長所

  • すみからすみまで卓越したシャープネス
  • 歪曲なし
  • 中央部の色収差(CA)はかなり制御されている
  • 高速静音AF
  • 動画撮影に最適なクリック切り換えもできる絞りリング
  • ボケ味を向上させる11枚羽根円形絞り
  • カスタマイズ可能なフォーカスホールドボタン
  • ゴージャスなボケ味
  • フレアなし

FE 24mm F1.4 GMの短所

  • 高価な価格設定
  • 補正可能であるものの周辺部には色収差(CA)が見受けられる

5つ星満点を獲得し " エディターズ・チョイス " に選出しています。卓越したパフォーマンスとハンドリングを実現したFE 24mm F1.4 GMは、理想的な超広角レンズであると選出理由を挙げています。

GMレンズラインアップには志向のレンズが含まれているが、このFE 24mm F1.4 GMにも引き継がれていて、完璧なパフォーマンスを実現し、価格的にもキヤノンやニコンに対して競争力を発揮していると評価しています。非常に良好なサードパーティ製レンズは存在するものの、純正レンズを求めるユーザーにとってこのレンズは非常に魅力的で、期待通りのレンズに仕上がっていると結論付けています。

MTFチャートを掲載していて…

  • 中央部 … F1.4~F16すべてが素晴らしい
  • 周辺部 … F1.4は非常に良好、F2~F11まで非常に素晴らしく、F16で非常に良好

超広角単焦点レンズにおいて、これ以上のスコアのレンズは中々存在しない事が伺えるコメントも掲載。色収差(CA)チャートも掲載し、中央部は実質的に色収差を解消しているレベルで、周辺部はF2以降は1pxを超えてくるものの画像編集ソフトで補正可能なレベルであると判断しています。多くのユーザーにとって問題になるような色収差では無い模様。

歪曲は +0.02% 糸巻型歪曲が存在するものの事実上ゼロとのこと。ゴージャスなボケ味を実現し、フレアが出易い極端なシーンで撮影してもフレアの兆候は全くなったそうです。周辺減光は F1.4で-1.9段、F2で-1.8段、F8まで-1.6段、F16まで-1.5段あるそうで、作品作り(画作り)において非常に効果的であると判断。こちらも画像編集ソフトで簡単に補正可能となっています。