ホーム > カメラニュース 2019 > ソニー CFexpress Type B 開発発表 読み出し1700MB/s 書き込み1480MB/s

ソニー CFexpress Type B 開発発表 読み出し1700MB/s 書き込み1480MB/s

ソニーが、超高速次世代メモリーカード「CFexpress Type B」の開発を進めている事を発表しました。読み出し速度 1700MB/s、書き込み速度 1480MB/sを実現し、落下耐性にも優れた製品を目指し開発中とのこと。加えてカードリーダー(USB3.1 Gen2対応)の開発も進めている模様。

CFexpress Type B ※CFexpress : Type A/B/Cが用途によって存在

  • 読み出し速度 1700MB/s
  • 書き込み速度 1480MB/s
  • CFexpress規格の3倍となる70N(ニュートン)の曲げ試験に耐える高耐久性
  • 同規格の5倍となる5m落下試験をクリア
  • 耐X線(ISO7816-1準拠)、耐温度、耐磁性、UVガードなどの信頼性も備える
  • 高い信頼性が求められるプロフェッショナル用途などでの厳しい要求に応える

CFexpress対応カードリーダー

  • ソニーのCFexpressカードに最適化した新カードリーダー(USB3.1 Gen2対応)も開発中

現行のソニー XQDカードの読み出し速度は440MB/s、書き込み速度は400MB/s。CFexpress 1.0の仕様は、読み出し速度は1400MB/s、書き込み速度は1000MB/sとなっています。

ソニーは、α7/α9シリーズでXQDカードを採用せずSDXCカードの採用を続けていますが、ひょっとすると次世代機からこの " CFexpress Type B " を採用してくるのかもしれません。このカードの速度を活かし切る事が出来る機種の登場に期待してしまいます。開発中の " α7S III " に採用する可能性はあるのでしょうか。