ソニー α9 強化ファームウェアアップデート Ver.5.0 ついにリリース
ソニーが、以前からリリースを予定していたソニー α9 ファームウェアアップデート Ver.5.0を公開しました。リアルタイムトラッキング/リアルタイム瞳AF対応が目玉機能ですが、様々な箇所が強化されたファームウェアとなっています。
AF機能進化
- リアルタイムトラッキング機能追加
- 瞳AFの進化
- 像面位相差AFの精度向上と活用領域の拡大
- コントラストAF枠の多分割化
- フォーカス位置の循環設定
撮影サポート機能追加
- デュアルスロット機能性の進化(記録メディア自動切換)
- 一時的にダイヤルの機能を変更(マイダイヤル設定)
- カスタムキーへ機能アサイン時のイラスト追加
- ピーキング機能の性能向上および青色追加
- レーティング機能追加
- 連続撮影画像のグループ表示 プロキシー動画同時記録に対応
- 1:1の画像アスペクト比に対応
- スマートフォンを用いたリモートコントロール・撮影中の自動転送が可能なImaging Edge Mobileに対応
- その他
動作安定性向上
- 階調再現性の向上
- その他
上記は強化・改善項目の一部で、詳細はダウンロードページに掲載されています。リアルタイムトラッキング/リアルタイム瞳AFが注目されていますが、ロックオンAFも一新され、AFのアルゴリズム自体もブラッシュアップしているとのこと。動画機能に関しては、プロキシー動画同時記録に対応し、XAVC S HD記録設定 [60p 25M]と[30p 16M ]を追加したそうです。
今後のソニー α7/α9シリーズ ファームウェアアップデート スケジュール
- α7R III / α7 III Ver.3.0 … 4月頃
- α9 Ver.6.0 … 夏頃
α7R III / α7 IIIは、4月にリアルタイムトラッキング/リアルタイム瞳AF (動物対応)に対応したファームウェアがリリースされ、α9は満を持して夏頃に動物対応する予定となっています。