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ソニー ZV-1 が発表され「α7S III」発表への期待 EOS R5の直接的な競合機ではない?

ソニーのVlogger向けのコンパクト機「VLOGCAM ZV-1」が噂通り発表され話題になっています。今のところ「α7S III」は6月/7月発表が期待されており、SARによると両機種の情報(噂)は同じ情報源から入手したもので発表への期待を寄せる記事を掲載しました。ただし「EOS R5」の直接的な競合機にはならないのではないか?と推測しています。

SARによると「ZV-1」の正しい噂を共有した同じ複数の情報源からソニーが6月/7月に大きな発表を予定している情報(噂)を共有している事を明らかにしています。詳細な情報(噂)は掲載済みで、サプライズ機種も噂されており、同時発表されるのか2回に分けて発表するのか現時点で分かっていません。

  • α7S II 後継機
  • 新型カメラもう1機種 ※サプライズ機の可能性あり
  • FE 12-24mm F2.8 GM

「FE 12-24mm F2.8 GM」以外の新Eマウントレンズが発表される可能性があるのの、現時点で何も情報(噂)を入手できていない模様。加えてもう1機種の新型カメラに関する追加情報(噂)はないとのこと。

「EOS R5」は、「α7S III」の直接的な競合機にはならない?

SARは、「EOS R5」は「α7S III」の直接的な競合機にはならない可能性があるとコラムを掲載しています。「EOS R5」は高い動画性能を謳っていますが、なぜ競合機になり得ないのかいくつか例を挙げています。

  • 「EOS R5」にはパナソニック「S1H」のような放熱構造はなく、「α7S III」は放熱構造の噂がある
  • キヤノンは、魔法のように奇跡的な方法で放熱しないと「EOS R5」で長時間撮影は無理である
  • 「α7S III」は8K動画撮影に対応していない可能性があり、プロ仕様のビデオカメラとして(8K)は人目を引く必須なものではなく、結局(EOS R5の)8K仕様は無用になる可能性がある ※少し意訳しました
  • プロフェッショナルな4K機能とパフォーマンスが、成功のキーとなる可能性がかなり高い

要は「EOS R5」の8Kは時期尚早なスペックで、より実用的な高いレベルの4K機能を実現している事が大事であるとSARがマウンティングしてきた感じでしょうか。Canon Rumorsなどが、反論記事を掲載するのかどうか気になるところ。

ソニーの大きなアドバンテージ

  • ソニーは、「EOS R5」のスペックを知っている
  • ソニーは、「EOS R5」の価格情報(噂)を知っている ※4000ドルを下回る噂あり

SARはソニーのアドバンテージとして上記の2つを挙げ、動画ビジネスにおいて競争力のある価格設定を行う事に期待を寄せています。先日「EOS R5」の米国価格は4000ドルを下回る情報(噂)が登場したばかり。

「α7S III」スペック情報(噂) %は信憑性

  • 100% … 少なくとも " 4K60p 10bit 4:2:2 " を実現している
  • 100% … 一部機能は、ユーザーの " 期待を超える " もとなる
  • 100% … バッテリーライフやAF精度の向上など多くが改善されている
  • 噂 … プロトタイプは " 4K120p " に対応していたが " 8K " には対応していなかった
  • 噂 … プロトタイプは厚みが増し、空気口があった
  • 噂 … 「α9 II」と同様の改善が施されている (AF、ボディ品質、防塵・防滴)
  • 噂 … 「ZV-1」のようなバリアングル式モニタ

これまで登場した「α7S III」スペック情報(噂)も掲載。ちなみに「S1H」は排熱構造ながらも防水ファンを採用しヒートシンクを防塵防滴化し、防塵防滴耐低温仕様を実現しています。

「α7S III」はプロ向け動画カメラになる 「EOS R5」クローンカメラにはならない

  • 100% キヤノン「EOS R5」のクローンカメラになる事は期待しないように
  • 「α7S III」は、明らかにプロ用途の動画志向プロ機になると思われる
  • 「α7R V」や未知なる「α9R」が「EOS R5」を上回ると予想しているが、2020年にこのようなカメラが発表されるとは思っていない
  • 「α7R V / α9R」が登場する前に " 神秘的な " 2機種目のカメラが6月~7月初旬に登場しそうで、「α7 IV」は2020年末までに登場する可能性がある

SAR的に「EOS R5」の対抗機は「α7Rシリーズ (高画素機)」であると考えている事が伺えます。現時点で " サプライズ機 " がどのような機種なのか分かっていないのが気になるところ。「α7 IV」はクリスマス・年末商戦に向けて投入されるのでしょうか。