ソニー「α7L 白黒カメラ」の噂はガセネタの模様
Andrea Pizzini氏が、ソニー「α7L 白黒カメラ」の噂はガセネタであると確信していると伝えています。ただしAndrea氏はこの噂が本当であって欲しいと思っており、議論するために動画を作った模様です。
市場には「ライカM11モノクローム」や「ペンタックス K3 III Monochrome」などモノクローム専用イメージセンサーを搭載したカメラが存在しますが、匿名の情報源からソニー「α7L 白黒カメラ」情報(噂)を入手した事を明らかに。ソニーは確かにモノクロカメラを開発する事は可能であるが、ソニーがやりたい事ではないとコメント。
モノクローム専用イメージセンサーは一般的にスチル用途がメインのカメラと思いますが、今回の情報(噂)ではIBC2024に向けてソニーが「α7L」を用意し、4800万画素センサーを搭載し、クロップなし8K30pと4K60pに対応し、放送用カメラ「HDC-5500」などのようなフラッグシップ放送用カメラに匹敵する高品質なクロップなしのフルHD動画を安定して撮影可能なのでIBCでリリースする価値があるとの情報(噂)だった事を明らかに。※IBC : オランダ アムステルダムで開催される欧州最大の放送・映像機器展。今年は9月13日~16日開催。
ちなみに「α7L」の " L " は " Luma " を表しているそうです。※ちなみに " Luma " は、映像信号において画像 (白黒ないし無彩色の部分) の明るさを表す模様。
人々がモノクロで実際に動画撮影する理由が見つからないと、今回の情報(噂)がフェイクである根拠も語っています。クリエイティヴな領域でモノクロ用途があるとしながらも、市場においてごくわずかの需要である事もコメント。
ソニーはあまりニッチな方向には行かないとしながらも、Andrea氏は、APS-C ハイエンド機「α7000」や中判ミラーレス機などのカメラの登場に期待しています。
これ以降はデジカメライフ雑談になります。
モノクロ専用イメージセンサーは、圧倒的なダイナミックレンジとディテールの描写力が魅力の1つですが、今後「ライカM11モノクローム」や「ペンタックス K3 III Monochrome」以外に登場する可能性があるのかどうか気になるところ。
現実的にソニーがIBC2024に向けて何かしら「FX」カメラを発表する可能性はあるかもしれません。