ホーム > カメラニュース 2012 > ソニー サイバーショット RX100 は、直線が直線に写る歪曲収差がまったく目立たないカメラ

ソニー サイバーショット RX100 は、直線が直線に写る歪曲収差がまったく目立たないカメラ

写真家 田中希美男さん自身のブログ Photo of the Day でソニー サイバーショット RX100 のレビュー第2弾を掲載しています。RX100のディストーション(歪曲収差)補正が秀逸で直線が直線に写ると評価しています。また補正し過ぎる弊害への疑問も呈しています。

  • レンズは望遠側でF4.9とやや暗くなるが、1インチセンサーをカバーするレンズで素晴らしい
  • おそらく設計も生産も相当に苦労したか無理をしているに違いない
  • ちょっと気になるところもなくもない…ディストーション(歪曲収差)が「まったく」目立たない
  • 気味悪いほど直線が直線に写る
  • ちょっとやり過ぎだぞ、と撮りながらそう思ったほど
  • デジタルレンズ補正がナニも悪いと言っているわけではない
  • 歪曲収差のデジタル補正は「やり過ぎる」と弊害が出てくる、という専門家もいる
  • 立体感や奥行き感が不自然になる、というのだ
  • あるメーカーは、意図的に少し歪みが残るように処理をしていると言っていた
  • RX100を撮って、その画像を見ていると、どうも平面的で、なんというか、写真的な奥行き感がいまいち乏しい気がするのだ

Photo of the Day に掲載されている京都で撮影したサンプル画像ほんと真っ直ぐで歪みがない画像ですね…w 歪曲収差補正を評価していると同時にカメラ内補正のあり方についての疑問をミックスしたようなレビューになっています。

歪曲収差補正し過ぎると画像の奥行き感が乏しくなるのですね…でも建物撮りしている時はもうちょっと歪みを補正してくれたらな~と思うことも確か。ソニーは生粋のカメラ&レンズメーカーではありませんから、大胆に調整しちゃうかもしれませんね。

ノイズの話も少し触れていますけど、個人的には少しノイズが載っていた方が画像は立体的に感じます。ほんと補正って個人個人感覚が違うので、調整具合が難しいところですが、おそらく開発時点でさんざん試して議論した結果が、今回RX100のディストーション(歪曲収差)補正だと思うので、ユーザーは肯定的に受け入れたほうが楽しく使えるカメラかと♪