ソニー α99の内蔵EVFは、NEX-7よりも優れ、露出の低いシーンでは光学ファインダーより視認性は上
Markgaler が、ソニーのフルサイズ機 α99のレビュー(ファーストインプレッション)とサンプル画像を掲載しています。α99の内蔵EVFはNEX-7よりも高性能で、露出の低いシーンでは光学ファインダーよりも視認性は上で、ノイズも最低限に抑えていると評価しています。
- ソニー オーストラリアから新しい2400万画素センサーが搭載されたフルサイズ機 α99を借りる事が出来た
- はっきり言って、α99の第一印象は良好だ
- 新開発の「クイックナビプロ」が使い易くて、従来のカメラであれば購入して何時間はメニュー設定に時間をとられるが、α99は自分の好みの設定をクイックに設定できるのだ
- 最初に気付くのはこれは光学ファンダーではなく、EVFが内蔵されたSLT機であること
- 私はすでにNEX-7で洗練されたEVFの世界に慣れているが、そうでないユーザーはまずEVFに眼を通してこの技術がどこまで進化しているか理解する必要がある
- このEVFは、11.7倍まで拡大可能で、露出補正も可能で、ヒストグラムも表示できる
- ただしSLT機は1/3絞り分の光をセンサーに遮断してしまう問題を抱えている
- しかしα99は、ISO2000の条件下でも滑らかなトーンを実現しているのだ
- 驚くべきことは内蔵EVFが、NEX-7よりも優れていて、光学ファインダーで認識が難しい露出の低いシーンでも視認性を上回っていてノイズも最低限に抑えている
- カールツァイスレンズ Vario-Sonnar 24-70mm F2.8 で撮影したが、重いレンズだがそれだけの特別な描写をしてくれる
フルサイズ初のSLT機で、従来のフルサイズ・ユーザーにとって光学ファインダーからEVFに移行させるのは高いハードルかもしれないな~と個人的には思っているのですが、今回のレビューを見る限りすでにEVFを体験しているユーザーであれば、すんなに馴染めそうな印象ですね♪
レビュー記事には3枚のサンプル画像しか掲載されていませんが、flickrの方にサンプル画像が14枚ほど公開されていて、見る限りどれもシャープで色ノリも良さそうです。