ソニー α99 のAF-Dモードは素晴らしく、この機能だけの為に買い換える価値があるフルサイズ機
The Phoblographer が、ソニーのフルサイズ機 α99のレビューとサンプル画像を掲載しています。ソニーのプレス向け(？)のイベントのようで、航空、ブドウ畑、海辺など色々なシーンで撮影されたサンプル画像が掲載されています。
- AF-Dモードは、センサー全域で鋭く被写体を高速に捉え続けて、この機能だけでも買い替える価値はある
- この価格帯のデジタル一眼レフでここまでのパフォーマンスを発揮するカメラを見た事がない
- 確かにキヤノン EOS 7D、5D Mark III、1DXは素晴らしいAF焦点能力を持っているが、α99+AF-D対応レンズの組み合わせのように、動く被写体をロックし続けることはない
- もうこれは言葉じゃなくて使ってみれば分かる
- α99でブドウ畑を撮影したが、2400万画素センサーが同系色でも色の深さや繊細をきちんと描写してくれる
- AF速度もかなり速い
- 海辺での風景写真では、色味の深さとダイナミックレンジが遊びに来てくれたと感じるほど、良いセンサーが搭載されていることを実感する
このレビューで絶賛している "AF-D" はオフィシャルサイトでは、" 奥行方向に強い19点のAFポイントを102点の多点像面位相差センサーが面でカバーする先進のコンティニュアスAF「AF-D」モード。奥行方向にも面方向にも19＋102点のAFセンサーが3次元で被写体を捉え続けます。" と説明しています。
現時点でこのα99のAFシステムを活かし切るレンズは限られていますけど、センサー上に102点像面位相差センサーを埋め込み、クロスセンサーを11点配置した19点位相差AFセンサーも備えたデュアルAFシステムですからソニーがかなり力を入れている箇所だと分かります。
あとは実際フルサイズ・ユーザーが内蔵EVFをどう感じるかどう評価するのか気になるところ。まあフルサイズ機で規格の引越し買い替えは資金もそれなりにかかりますから、それ相応の理由が必要です。
海外のレビュー系のサイトでは、一斉にソニーα99やRX1のサンプル画像が公開されてきているので、色々見比べてみるも良いかもしれません。ただしほとんどが、ソニーのプレス向けのイベントで撮影された写真で代わり映えしませんけど…w Imaging Resourceのサンプル画像、Slr Loungeのサンプル画像、Armani Quintas on Facebookのサンプル画像、Steve Huff Photoのサンプル画像、Digital Photography Reviewのサンプル画像…etc