ソニー E 35mm F1.8 OSS は、安定した光学性能を発揮するスタンダード単焦点レンズ
ePHOTOzine が、ソニー Eマウント単焦点レンズ E 35mm F1.8 OSS をNEX-6に装着したレビューとサンプル画像を掲載しています。35mm F1.8は、安定した光学性能を発揮する単焦点レンズだが、AFに気になる点があると評価しています。
- 35mm換算52.5mmで軽量・コンパクト設計の単焦点レンズ
- マウントは金属であるが、ボディは高品質なプラスティックである
- AFは被写体が50cm以上にいる時は非常に高速かつ正確なのだが、50cm以下の場合時々AFが迷うことがあった
- 最短撮影距離は30cmなのだが、迷う場合はMFで補うと良い
- フォーカスリングの感触は上々なので、MFでピントを合わせる喜びを覚えるかもしれない
- 約3段分の手ブレ補正機構が込みこまれていて、1/6秒ぐらいまでなら手持ち撮影が可能だ
- 中央部分は非常にシャープで、F4ぐらいでピークを迎える
- 色収差は全域で程よく抑えられている
- フリンジも低レベルに抑えているが、ひょっとすると大型プリント前提であれば気になるかもしれない
- 目立たない程度の糸巻き歪みがあり、完璧な直線を求めるならソフト補正が必要になる
- フードなしで撮影してもフレア耐性が高いレンズで、コントラスを保持した描画を叩き出す
- メーカー希望小売価格が53,000円のスタンダードな単焦点レンズである
スタンダードレンズとしての光学性能と価格のバランスに納得できれば買いのレンズなのではないでしょうか♪ 元記事にも書いてありますが、F1.8ほど明るい単焦点レンズが必要なければ、より安価で評価も上々なシグマ 30mm F2.8 もありますから、充分吟味する対象があるので決断し易いかも。
F1.8の明るさとレンズ内手ブレ補正そして、約50mm(35mm換算)の使い回しの良い距離の単焦点レンズですから、まあ購入しても損はしないかと。あとは光学性能に納得するかどうかかもしれません。
ただ今回のレビューで気になったのは、AF性能で50cm以内でのAFがちょっと迷うときがあると書かれていて、今回のレビューで使用されたレンズが、製品版かプリプロダクション版かどうか分かりませんから、ちゃんと店頭で自分でチェックした方が良さそうな予感。
NEX-6にこの35mm F1.8を装着して街撮りしたら楽しいでしょうね♪