ソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS は、コンパクトさは魅力だが、沈胴式のタイムラグが気になる
ePHOTOzine が、ソニー Eマウント ズームレンズ E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS をNEX-6に装着したレビューとサンプル画像を掲載しています。16-50mm F3.5-5.6はキットレンズとしては実用的な光学性能だが、起動させた時レンズが伸びて使用可能になるまでの時間差が気になると評価しています。
- NEXで不満といえば、APS-Cセンサーを採用しているだけあって、レンズが大きいことがある
- このE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSがソニーの答えかもしれない
- 従来のレンズに比べるとはるかにコンパクトで、マウントは金属製、ボディはプラスティック製のリトラクタブル機構のズームレンズである
- ボディをOnにしてレンズが伸びて使用可能になるまで3秒かかる
- 普通に使う分には問題ないが、人によってはこの3秒はイライラするかもしれない
- AFは高速かつ正確で、ズームレバーを用いたパワーズームも使い易い
- F8で描画をピーク向かえて、全体がシャープになる
- 色収差は、0.5pxを越えるぐらい
- フリンジが悪さをすることは無いと思うが、50mmでF22の撮影は問題が出てくるかも
- 歪みはこのタイプのレンズにおいて良く抑えられているが、50mmの樽型歪曲収差は強めに出てしまう
- 歪みは、16mmで0.875%、50mmで1.86%を検出したが全体的に均一でソフト補正は容易だ
- 基本的にフレア耐性があるレンズだが、レンズフードがないレンズなので、シーンによってはコントラストが低下する可能性がある
- このコンパクトさと焦点距離を考えると妥当な価格と感じる
- キットレンズとしては、実用的な光学性能である
- コンパクトさが魅力なレンズではあるが、この沈胴式の起動のタイムラグがこのレンズの弱点かも
スペック的にはキットレンズによくある標準的な仕様ですけど、やはり魅力的なところはコンパクトで軽量なところではないでしょうか♪ 今回のレビュー記事では、沈胴式だけに使用可能になるまでのタイムラグ気になると書かれていて、この辺は個人個人の感覚で判断するしかないでしょうね…^^；
でもNEXはボディが小さい割には、APS-Cセンサーを採用していますからレンズの小型化が難しいと言われていて、今回の16-50mm F3.5-5.6を待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか♪ 実際の使用感も良さそうなレンズですよね。