タムロンが、SP150-600mm F/5-6.3の手ブレ補正機構が流し撮りに対応していないと発表
タムロンが、SP150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011) の手振れ補正機構(VC)が、流し撮りに対応していない事を発表しました。発売当初は、" 流し撮りにも有効 " とされていましたが、どうやら流し撮りでは手ぶれ補正が有効に働かないようで、Offにして流し撮りする必要があるとのこと。
" 2013年12月に発売いたしました「SP150-600mm F/5-6.3 Di VC USD(Model A011)」のご使用におきまして、手ブレ補正機構「VC」のスイッチを「ON(オン)」で使用された場合、流し撮り撮影に対応していないことが確認されました。
取扱説明書には、「●VCは以下のような状況下で有効です。●移動被写体の流し撮りをする場合」と記載されておりますが、本機で流し撮りの撮影を行う際には、VCスイッチを「OFF(オフ)」にしてご使用いただきますよう、お願い申し上げます。"
SP150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)特有の現象で、他のVC搭載レンズ (Model A009, A007, A005, F004, B008, B005, B011, B016)に関しては問題がなく、VCをオンにしたまま流し撮りが可能のようです。すでに修正(改訂)済みの取扱説明書(PDF)がダウンロード可能になっていて、その箇所の画像も公開されています。
自分はマイクロフォーサーズユーザーでタムロンレンズとは縁遠いので、この症状の件はまったく知らなかったのですが、価格コムを見てみると以前から話題になっていた症状のようです。