タムロンが、SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD を発表 妥協なき超広角ズームレンズ
タムロンが9月のフォトキナ 2014で開発発表したフルサイズ対応 超広角ズームレンズ SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD Model A012 を正式発表しました。発売日は2014年12月25日、希望小売価格は140,000円(税抜)となっています。
- XGMレンズを駆使したクラス最高レベルの優れた描写性能
- 夜景や室内など低照度下での撮影時に威力を発揮する手ブレ補正機構「VC」を搭載
- 優れた反射防止性能を発揮するeBANDコーティングを採用
- 多彩な広角表現を可能にするズーム領域15-30mm
- 大口径を活かした広角でのボケ表現を実現
- 産業用レンズでのノウハウを活かした防汚コートを最前面のレンズに採用
- 超音波モーター「USD」による快適なフォーカシング
- 光学系の移動を利用した遮光効果の高いフード設計
- 強度に配慮した二重フード構造
- SILKYPIX Developer Studio for Tamron タムロンSPレンズ専用版を付属
SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD Model A012 の基本的なスペックは…
- モデル名 : A012
- 焦点距離 : 15-30mm
- 明るさ : F/ 2.8
- 画角 : 110度32分~71度35分 (35mm) 85度52分~49度54分 (APS-C)
- レンズ構成 : 13群18枚
- 最短撮影距離 : 0.28m (全ズーム域)
- 最大撮影倍率 : 1:5 (f=30mm時:最短撮影距離0.28m)
- フィルター : 装着不可
- 最大径 Φ98.4mm
- 長さ : 145mm(キヤノン用)、142.5mm(ニコン用)
- 質量 : 1100g (キヤノン用、ニコン用)
- 絞り羽根 : 9枚(円形絞り)
- 最小絞り : F/22
個人的にこのレンズは、2015年2月に横浜で開催されるCP+に向けて正式発表なのかな~と思っていたのですが、2014年中に発売される展開でビックリ。
オフィシャルの製品説明を見る限りかなり力の入った超広角ズームレンズの印象で、高画素センサーに完全対応し、シャープネス・コントラストのディテール再現性能や、色収差も高度に補正され、F2.8通しズームレンズならではのボケ味を堪能できるレンズに仕上がっているようです。
このレンズが2014年末に発売されるという事は、CP+ 2015では、さらに高画素センサーに完全対応したレンズの(開発)発表があるのかな?と思わず期待しています。すでにタムロンは、5000万画素センサーに対応したレンズを開発中との情報(噂)もすでに登場しています。