タムロン SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022) 発表
タムロンがフルサイズ対応超望遠ズームレンズ SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022) を正式発表しました。AF速度向上・手ブレ補正効果 4.5段など大幅な進化を遂げ、ニコン・キヤノン・ソニー用が用意される模様。
- 発売日 : 2016年9月23日 (国内市場)
- 対応マウント : ニコン・キヤノン用同時発売 ソニー用は順次発売
- 希望小売価格 : 160,000円(税抜)
総合光学機器メーカーの株式会社タムロン(代表取締役社長:鯵坂司郎、本社:さいたま市)は、35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラ対応の超望遠ズームレンズ『SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011) 』(以下Model A011)の性能を大幅に向上させた新製品『SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022) 』(以下Model A022)を発売します。タムロンは、他社に先駆けて焦点距離600mmをカバーしながら手ブレ補正機構を搭載した小型軽量の超望遠ズームModel A011を、2013年12月に発売。野鳥や野生動物、飛行機、鉄道、モータースポーツなどを撮影するプロフォトグラファーや写真愛好家から、手持ち撮影が可能な機動性と優れた描写性能を両立したレンズとして高い評価をいただいています。
Model A022は光学性能、近接撮影能力、AFスピード・精度、手ブレ補正機能の向上をはじめ、フレックスズームロック機構や防汚コートなどの新機能を追加するなど撮影時の利便性も高め、大きな進化を遂げています。また、同時発売のテレコンバーターを使用することで撮影領域が広がり、さらなる超望遠の世界を楽しむことができます。そして、レンズの外観をSPシリーズの新しいラインナップと共通する高級感あるデザインに一新。次世代のSP 150-600mm G2 (Generation 2) が誕生しました。 ※プレスリリースより
- 焦点距離 : 150-600mm
- 明るさ : F/5-6.3
- 画角 35mmフルサイズ : 16°25' - 4°8'
- 画角 APS-C : 10°38' - 2°40'
- レンズ構成 : 13群21枚
- 最短撮影距離 : 2.2m
- 最大撮影倍率 : 1:3.9
- フィルター径 : Φ95mm
- 最大径 : Φ108.4mm
- 長さ : 260.2mm (キヤノン用) 257.7mm (ニコン用)
- 質量 : 2,010g (キヤノン用) 1,990g (ニコン用)
- 絞り羽根 : 9枚 (円形絞り)
- 最小絞り : F/32-40
- 手ブレ補正効果 : 4.5段 (CIPA規格準拠) VC MODE3使用時
- 防汚コートと簡易防滴構造
- 標準付属品 : 丸型フード、レンズキャップ、レンズケース
光学系はModel A011と比べると改良が施されているそうで、解像性能とコントラスト性能が向上し、ズーム全域においてシャープでクリアな描写を実現していると掲載されています。レンズ鏡筒内部のフォーカスカムやズームカムも改良し2.7mから2.2mmと最短撮影距離を縮める事に成功したとのこと。
リング型超音波モーターを採用しAFアルゴリズムを改良する事でAFパフォーマンスを向上し、4.5段分の手ブレ補正効果も実現しているそうなので、Model A011と比べて撮影フィール自体も向上しているかもしれません。
オフィシャルには、4人の写真家による多数のサンプル画像が公開されています。