タムロン 18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD (Model B028) 正式発表
タムロンが、最新の光学設計とカム構造など高倍率ズームレンズの技術を結集したAPS-Cデジタル一眼レフ対応 超望遠高倍率ズームレンズ「18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD (Model B028)」を正式発表しました。キヤノン・ニコン用ともに2017年7月20日(木)同時発売、希望小売価格 90,000円(税抜)とのこと。
総合光学機器メーカーの株式会社タムロン（代表取締役社長：鯵坂司郎、本社：さいたま市）は、世界で初めて18-400mm (35mm判換算28-620mm相当)の焦点距離をカバーするAPS-Cサイズ相当デジタル一眼レフカメラ専用超望遠高倍率ズームレンズ「18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD (Model B028) 」（以下 Model B028）を発売します。
1992年発売の「AF28-200mm F/3.8-5.6 Aspherical (Model 71D)」以来、タムロンは1本で広角から望遠までを網羅する高倍率ズームレンズを数多く発表し、高倍率ズームのパイオニアとして市場を牽引してきました。そしてこのたび、超望遠400mm（35mm判換算620mm相当）、ズーム倍率22.2倍の幅広い撮影領域を実現する超望遠高倍率ズームを新たに開発しました。最新の光学設計、高精度かつ剛性の高いメカ設計、独自開発のAFモーター「HLD (High/Low torque-modulated Drive)」、手ブレ補正機構の搭載など、これまでに培ったタムロンの高倍率ズームレンズのノウハウを、長さ121.4mm、質量705g)のコンパクトなボディに凝縮。 レンズ交換の手間や機材の量を減らしたい旅行写真をはじめ、様々な日常のシーンでの広角から超望遠までの撮影を、この1本で気軽にお楽しみいただけます。※プレスリリースより
18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD (Model B028)の基本的なスペックは…
- モデル名 : B028
- 焦点距離 : 18-400mm
- 明るさ : F/3.5-6.3
- 画角(対角画角) : 75°33'-4° ※APS-Cサイズ相当デジタル一眼レフカメラ使用時
- レンズ構成 : 11群16枚
- 最短撮影距離 : 0.45m
- 最大撮影倍率 : 1:2.9
- フィルター径 : Φ72mm
- 最大径 : Φ79mm
- 長さ : 123.9mm (キヤノン用) / 121.4mm (ニコン用)
- 質量 : 710g (キヤノン用) / 705g (ニコン用)
- 絞り羽根 : 7枚 (円形)
- 最小絞り : F/22-40
- 手ブレ補正効果 : 2.5段 (CIPA規格準拠) ※EOS-80D / D7200使用時
- 標準付属品 : 花型フード、レンズキャップ
- 対応マウント : キヤノン用 / ニコン用
- 希望小売価格 : 90,000円 (税抜)
製品ページには、サンプル画像をはじめMTFチャート・レンズ構成図 (11群16枚)も掲載されています。ズーム比 : 22.2倍を実現した超望遠高倍率ズームレンズの登場でかなり注目を集めそうな予感。
3段繰り出し式鏡筒を採用する事でスムーズなズーミングを可能にし、独自開発「HLD (High/Low torque-modulated Drive)」を採用する事により小型化と高精度AFを実現、2.5段分ながらもVC(レンズ内手ぶれ補正機構)も採用し、簡易防滴構造で、ニコン用にも " 電磁絞り " を採用したとのこと。