タムロン 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035) 開発発表
タムロンが、高画質と機動性を追求した超望遠ズームレンズ 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035) の開発発表を行いました。対応マウントは、ニコン用・キヤノン用。希望小売価格は現時点で未定ですが、2017年内の発売を予定しています。
総合光学機器メーカーの株式会社タムロン(代表取締役社長:鯵坂司郎、本社:さいたま市)は、35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラ対応の本格派超望遠ズームレンズ「100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035)」(以下 Model A035)を開発しましたので、お知らせいたします。
Model A035は、先進の光学設計に基づいて、特殊硝材LD(Low Dispersion: 異常低分散)レンズ3枚と高い反射防止性能を発揮するタムロン独自の「eBANDコーティング」を採用。レンズ鏡筒部材の一部にマグネシウムを使用し、クラス最軽量*の1,115gを達成するなど、高画質と機動性を追求した超望遠ズームレンズです。 最新のタムロンレンズに搭載している高速制御システム「デュアルMPU」を採用する事で、快適なAFと効果的な手ブレ補正を実現しています。また、通常の手持ち撮影に加え、別売アクセサリーの三脚座を使用することで、日の出前の早朝、日没後の夕景など三脚を必要とするシチュエーションまで、幅広い撮影が可能です。 更なる望遠撮影が可能なテレコンバーター、ピント調整・手ブレ補正・フォーカスリミッター等のカスタマイズが可能なTAP-in ConsoleTMにも対応しており、超望遠撮影の可能性を大きく広げる1本です。※プレスリリースより
100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035)の特長
- LD(Low Dispersion: 異常低分散)レンズ3枚を使用し、超望遠で問題となる軸上色収差をはじめ、各種収差を効果的に補正
- 高い反射防止性能を発揮するeBAND(Extended Bandwidth & Angular-Dependency)コーティングにより、クリアでヌケの良い画質を実現
- 高速制御システム「デュアルMPU(マイクロプロセッサ)システム」採用で、優れたAFの追従性と手ブレ補正効果を実現
- クラス最軽量1,115gを実現した機動性に優れる超望遠ズームレンズ
- 撮影領域を拡げる、別売アクセサリーの三脚座を用意
- 最短撮影距離1.5m、最大撮影倍率1:3.6を達成
- 屋外撮影に便利な簡易防滴構造、防汚コートを採用
- テレコンバーター、TAP-in ConsoleTM (タップインコンソール)に対応
三脚座は別売りとのこと。開発発表の段階で、仕様、外観、性能等は断りなく変更する場合があると掲載していますが、2017年内の発売を予定しているのでそう遠くない未来に発売されそうな感じです。シグマ 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary の競合レンズになると思われるので、光学性能や価格なども比較されるのではないでしょうか。