タムロン SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD は、価格が落ち着いてきたら買いのレンズ
Photography Blog が、タムロンのマクロレンズ SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDのレビューとサンプル画像を掲載しています。人気の90mmマクロレンズの後継レンズだけあって画質は良好で滑らかなボケ味で、価格が落ち着いてきたら買いだと評価しています。
- タムロンは伝統の90mmを再設計したマクロレンズを市場に投入してきた
- F2.8と明るいレンズで、レンズ内手振れ補正機構(VC)、静かなAFを実現する超音波モーター(USD)、簡易防滴構造のレンズボディを擁したマクロレンズである
- 光学系は、XLDレンズを2枚、LDレンズを1枚を採用した11群14枚のレンズ構成
- eBRANDコーティングによりフレアー、ゴーストを抑制している
- 90mm F2.8マクロは大きいレンズでかさばるが、キヤノン EOS 5D Mark III に装着して使うとバランスが良くて使い回せる
- レンズボディは、安価なレンズを供給するタムロンであるが非常にいい感じに仕上がってる
- フォーカスリミッタースイッチは非常に便利
- 手振れ補正は4段分の効きがあるみたいだが、実際使ってみて少なくとも3段分の効き目はあった
- AFは、非常に静かで高速だが、爆速では無い (キヤノン EOS 5D Mark III 使用時)
- エッジに沿って色収差はあるが、非常に良く制御されている
- 開放で撮ると周辺減光を感じる
- 明るいレンズで90mmのマクロレンズだけにボケ味は非常にクリーミー
- F4~F11でシャープのピーク迎えて、F11~16は徐々にシャープ感が失われていく
- F8で全体的にシャープになる
- 元々人気のあるマクロレンズだけあって、後継レンズも素晴らしい画質と滑らかなボケ味を味わうことの出来るレンズに仕上がっている
- AFもフルサイズ機で手持ち撮影してみても充分正確だ
- 中央部分は充分にシャープだし色収差も程よく抑えている
- もう少し価格が落ち着いてきたらお勧めのマクロレンズである
海外レビューは必ずと言っていい程価格にシビアな傾向で、タムロン=純正レンズより安価で当たり前という構図が出来上がっているのか、同じレベルの純正レンズより同価格だったり高価だったりすると、価格の面で叩かれる傾向なんですよね…^^; でもレンズ自体の評価は良好です♪
とくにタムロンとかシグマってここ数年は、力の入ったハイグレードレンズを市場に投入してきていますから、徐々にブランド・イメージは変わってくるのではないでしょうか。
人気のマクロレンズの後継レンズだけに、このレンズもユーザーから高い評価を受けそうな予感です。