キヤノン PowerShot G1 X Mark III 動画も撮り始め
キヤノン PowerShot G1 X Mark IIIは " 4K " に対応していないものの " フルHD : 1080 60P " に対応し、動画撮影に対しても効果が期待できるデュアルピクセルCMOS AFを採用しています。静止画メインの使用を考えていますが、動画も少しずつ撮り進めていたので1つの動画にまとめてみました。マニュアル撮りではなく、カメラまかせで撮影可能なスタンダードモードで撮影しています。
PowerShot G1 X Mark IIIのボディサイズ(幅・高さ・奥行き)は115.0 × 77.9 × 51.4mmで、質量は399g(バッテリー・メモリカード含む)なので、静止画同様に動画もフィールド上で軽快に撮影できる印象。手持ち撮りとマンフロットのミニ三脚を使用して撮影しています。
動画撮影時 " ダイナミック IS " が使用可能で " 自動水平補正機能 " も採用されていますが、両機能ともONにすると画像はクロップされてしまいます。今回のサンプル動画は、自動水平補正機能をOFFにして、基本手持ち撮り撮影時はダイナミック ISをONにして撮影しています。ミニ三脚を使用している時ダイナミックISをOFFにし忘れて撮影した映像素材も含まれています…^^;
やっぱりクロップされてしまう分 映像はゆるくなってしまう印象なので、画質優先であれば " ダイナミック IS " と " 自動水平補正機能 " はOFFにした方が良いかもしれません。ただしV-Log感覚で日常を手持ち撮影するのであれば " ダイナミック IS " をONにして使用するのもありに感じ今後もシーンに合わせて使用していこうかと思っています。
PowerShot G1 X Mark IIIにはNDフィルターが内蔵されています。静止画撮影時はオートの設定が可能ですが、動画撮影時はON/OFFの設定しかないので、個人的に動画撮影前にONにするかOFFにするかチェックしておきたい項目かも。
キヤノン独自の像面位相差AF ” デュアルピクセルCMOS AF " は動画撮影時も快適です。まだ設定を追い込んで動画撮影を行っていないので今回の映像はフォーカス緩めに感じるかもしれません…^^; 動画撮影時に動体の被写体をタッチパネル上でタップして選択してあげると追尾してくれます。あと設定を煮詰めていないせいか、海辺で撮影している時に追尾AFが動体を見失う事が1回ありました。数秒後すぐに被写体を捉え追尾してくれましたが。
あとタイムラプス撮影に今回初挑戦。この小型ボディとミニ三脚の組み合わせだと軽快にどのような場所でも撮影可能なので好印象。渋谷の交差点の映像に関しては手持ち撮りでタイムラプス撮影をしています。2400万画素APS-Cセンサーを搭載しているも魅力的。国立新美術館のシーンは、通常撮影した映像をアドビ Premiere Pro CCで速度を付けました。
自分がPowerShot G1 X Mark IIIでバリアングル式モニタを稼働させるのは、三脚使用時のみかも。個人的にチルト式の方が好みだし、このボディサイズだったらチルト式の方がさらに軽快に使えるのにと思う事も。
今回はすべてスタンダードモードで撮影しているので録画ボタンを押すだけでしたが、マニュアルモードでコントロールしながら、きっちり設定して撮影したら今回よりも良い画質で撮れるのではないでしょうか。マニュアル撮影していないので、NDフィルターの有無でどのくらいシャッタースピードに差が出るのかまだ確認はしていません。
パナソニック LUMIX G8で動画撮影する時は、4K 30pで撮影する事が多いので " 4K " に対応していない事は大きなマイナスポイントに感じます。ユーザーはカメラを購入したら数年間使用し続けるので、技術の出し惜しみは残念。競合他社は、フラッグシップ・ミドル・エントリーに関係なく4Kに対応しつつあります。
バッテリーライフは、公式スペックシートを見てみると " 静止画 200~250枚 / フルHD 59分30秒 " となっていて、実際使ってみるとバッテリー2個で何とかなりそうな感じ。がっつり1日使い倒すのであれば、3~4個ぐらいという印象。
PowerShot G1 X Mark IIIを動画メインで使用しないと思いますが、静止画と同じように動画撮影も楽しかったです。今後も静止画・動画を撮り進めようと思います。ほんと触りだけの動画ファーストインプレッションでした。