ライカは時々 ” ヘリテージシリーズ / 復刻レンズシリーズ ” で一部の伝説的なレンズを現代の技術を導入し復活させています。それ故に今後復刻を期待したい銘玉オールドレンズをピックアップしました。※異論は認めます。

50mm(標準レンズ)
Summar 50mm F2.0
1930年代のレンズ。逆光に弱くフレアが出易いのが特徴。それが「虹色のゴースト」や「柔らかい光のベール」となり、現代のレンズにはない幻想的な描写をします。現代のレンズは一種の ” 制御 ” を競っていますが、このレンズは光をそのまま受け入れるレンズとも言えます。
Summitar 50mm f2.0
Summarの後継レンズ。Summarほど暴れず、後のSummicronほど完璧すぎない。適度なオールド感が人気。F値開放では柔らかい描写、絞り込むと急激シャープにと言われています。
Summarit 50mm F1.5
1950年代のF値が明るいハイスピードレンズ。開放時の「ぐるぐるボケ」や、光が滲むような描写が強烈な個性を感じさせてくれる逸品。ポートレート愛好家に根強い人気。加えてグラデーションの出方も特徴のようです。
Summicron 50mm F2.0(固定鏡胴 / 沈胴型)
” 世界一の標準レンズ ” と呼ばれた初代Summicron。空気感まで写し出すと言われ、モノクロ写真での階調表現は今なお最高峰の1つと言われる銘玉。
35mm(広角レンズ)
Summicron 35mm F2.0 1st(8枚玉)
オールドレンズの王道と言える存在。8枚のレンズ構成が生み出す繊細で立体感のある描写が特徴。現代のレンズでは再現が難しく、もっとも贅沢な写りと言われることも。
Summaron 35mm f2.8
解像度とコントラストの癖がなくバランスが絶妙で、そのため非常に「ライカらしい」緻密な写りをします。加えてカラーバランスも非常に優秀で、青空が深く美しく描画する模様。
その他
Summaron 28mm F2.8 1st(赤ズマロンの明るい版)
復刻版「Summaron-M 28mm F5.6」よりも明るいF値。コンパクトながら、画面周辺までしっかりとした芯のあるスッキリ描写が特徴と言われるレンズ。
Hektor 73mm F1.9
戦前の非常に明るい中望遠レンズ。独特の柔らかなボケ味と、ピント面の繊細さが特徴でポートレート用途で威力を発揮します。ちなみに収差はレンズ設計上あえて残してある模様。
それはそうと、ライカが現在でも ” ライカ復刻レンズシリーズ ” プロジェクトを継続しているのかどうか気になるところ。


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