コシナがまだ製品化していないフォクトレンダーレンズ銘解説

先日コシナは、Septon銘をを復活させ「フォクトレンダー SEPTON 40mm F2」を正式発表しました。コシナは現行ラインアップにおいてすべてのフォクトレンダーの銘玉を復活(復刻)させていません。そのため期待を込めて主なレンズをリストアップしてみました。

フォクトレンダー

フォクトレンダー 未復刻の銘玉

名称特徴・背景復刻の可能性と期待
Dynarexベッサマチック(一眼レフ)時代の望遠レンズ銘。現在、コシナ望遠は「APO-LANTHAR」が中心。
Skoparexベッサマチック用の広角レンズ銘。「SKOPAR」の派生形。
Zoomar世界初のスチルカメラ用ズームレンズの名称。コシナは単焦点に特化しているが…今後の展開に注目したい。
Skoparonプロミネント(レンジファインダー機)用の広角レンズ。独特のレトロな鏡筒デザインが特徴。コシナはCOLOR-SKOPARをラインアップ。
Telomar1950年代の本格的な望遠レンズ銘。「Dynarex」よりもさらに古風で重厚なイメージの名称です。

コシナとフォクトレンダーの関係性

フォクトレンダーは、1756年にウィーンで創業された世界最古の光学メーカーの一つ

フォクトレンダーはドイツ写真産業の衰退とともに経営母体 (ツァイス、ローレライなど) が転々とし、一時はブランドの存続が危ぶまれていました。そういった中、コシナは1999年に当時ブランド権を持っていたドイツのリング・フォト社(旧プルスフォト社)から商標の使用権を取得。そしてコシナ ” フォクトレンダー ” の歴史が始まりました。

ブランドの再定義

コシナのフォクトレンダーレンズを見て分かる通り、ただの ” 名義貸し ” ブランドではありません。コシナはマニュアルフォーカスにこだわり、金属製の質感、そして所有する喜びがある高品質レンズを展開しています。もちろんコシナが培ってきた高度なレンズ研磨・加工技術とフォクトレンダーが融合した結果と言えます。

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