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キヤノン EOS 5D Mark III フリーズによってデータが消去されてしまう問題発生か?

Canon Watch が、キヤノン EOS 5D Mark III で動画を最長時間まで連続撮影した時にフリーズしてしまう事案が出てきていると報告しています。しかもその時に撮影した一部のデータは消えてしまうそうでです。

  • キヤノン EOS 5D Mark III で連続最長撮影時間(約29分59秒)まで動画を撮影するとフリーズしてしまう事案が出来てているらしい
  • どうやら特定のCFカードが関係している可能性がある
  • 報告では、制限時間を超えた30分に達したときにフリーズしてデータが消失するらしい
  • そのユーザーは、キヤノンに修正プログラムをリリースして貰うため嘆願書をを書いたのだ
  • そしてキヤノンから、" 我々はこの問題がサンディスクのCFカードに問題があると認識していない。もしあなたがカードに問題があると疑っている場合、他のメーカーのカードを使うか、容量の違うカードを試してみてください。新しいファームウェアや変更がある場合事前にお知らせすることはなく、キヤノンのWebサイトで発表されます。もし別のカードを使用して同じ問題が発生する場合サービスセンターへカメラを郵送する事をお勧めします。現時点でどのカードがお勧めで、どのカードがお勧め出来ないかは言えません。この時点であなたに生じる問題とご不便をにお詫び申し上げます。" という返信が届いた。
  • この問題は断続的な問題のようで、すでにフォーラムで議論が始まっているようだ。

EOS 5D Mark III の動画仕様は4GB(約12分)を超えると新しい動画ファイルを自動的に作成して連続撮影できるそうですが、今回連続撮影時間30分を超えた時にフリーズして、直前の12分のデータが消失してしまうようです。(正常であれば、30分を超えるとフリーズはせずに一旦撮影が終了する仕様のようです。)

ちなみに問題視されているCFカードが、Sandisk extreme pro 32GB だとCanon Rumors のフォーラムに記されています。

嘆願書を出したnofilmschoolを見に行くと他にも同じような症状が出たEOS 5D Mark III ユーザーが何人かいるようです。果たしてこれがカメラ個体別の問題なのかどうか、CFカードとの相性の問題なのか、すべての5D Mark IIIに当てはまる問題なのか…。5D Mark IIIすべての問題であれば、キヤノンが何かしらの告知は行う可能性はあるかと。