キヤノン EF 200-400mm F4L IS USM 1.4× プロトタイプ レビュー
Juza Photo が、キヤノン EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4× のプロトタイプを使用したインプレッションと製品画像を掲載しています。加えて発売は、2014年半ばと予想しています。
- EF200-400mm F4Lは、テレコンバーターが埋め込まれた数少ないレンズのひとつである
- プロ写真家により長期間フィールドテストされ、あらゆる点で品質を高めるために開発に数年費やしている
- 正式発表が近づいてきていて、上手くいけば2014年半ばの発売が期待できる
- イタリアのスポーツイベントでこのEF200-400mm F4Lを使用する機会があったが、画像を持ち帰り公開することは出来なかった
- 寸法は500mm F4と同じぐらいで、もちろんボディ品質は一級品である
- そしてかなり重いレンズなのだ!(キヤノン自体は重さを公表していないが、このプロトタイプの重量は、4Kgになる)
- 左側にスイッチパネルがあり、手振れ補正ボタンには3種類のモードボタンも用意されている
- この手振れ補正機構は非常に効果的で、1/40~1/60秒でもシャープに撮影できることができ、1/200秒以上ではあればほとんど手振れ知らずでシャープに撮影可能なのだ
- 過去に所有していた60mm F4や300mm F2.8と比べると安定性が向上し、非常にありがたみを感じる
- その他のパネルスイッチは、AF/MFボタンに加えて動画撮影用にパワーフォーカスが可能性な設定も用意されている
- フォーカススイッチは、2mから始まることを気に留めておいた方が良い
- 何といってもテレコンバーター内蔵がこのレンズの注目するところで、280-560mmの焦点距離をスイッチひとつで享受でき、わざわざ塵や埃の多いシーンでレンズを取り外す必要がないのだ
- このレンズにはコブがあるのだが、テレコンバーターを使用してない時はそこに格納される構造になっていて、画質の損失を最小限に抑えている
- 長所は、AFが速くてテレコンバーターが内蔵されているところ
- 短所は、重さとF4であるところ
- スポーツカメラマンやサファリで車から撮影するネイチャー写真家であれば、持ち歩きながら撮影する必要がないので、重量のマイナスポイントは無くなり、このズームの汎用性は大きなプラスポイントとなるだろう
- あとは価格の問題があり、決して安いレンズでなく予想であるが9000~10000ドルあたりが予想される
先日Canon Rumorsが2013年秋を予想する記事を掲載してしましたが、今回の記事には2014年半ばとなっていて時期的にかなり開きがあるようです。発表発売時期に関しては、まだ様子見という感じかと。
でも本格的なEF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×(プロトタイプ)のハンズオン・レビューはこれが最初ではないでしょうか♪ 元記事には、本体画像もふんだんに掲載されていて、テレコンバーターの格納具合が分かる分割写真も興味深いかと。