キヤノン EOS Kiss X7i は、エントリー機としてお勧めのデジタル一眼レフ
ePHOTOzine が、キヤノン EOS Kiss X7i (海外名 : EOS 700D/Rebel T5i)のレビューとサンプル画像を掲載しています。EOS Kiss X7iは前機種と比べて大きな進化は無いもののデジタル一眼レフデビューする機種としてお勧めであると評価しています。
- EOS Kiss X7iはEOS Kiss X6iの後継機であり、タッチパネル、ハイブリッドAF、高速連射5コマ/秒、コンティニュアスAF対応動画撮影などを引き継ぎながらもモードダイヤルは再設計され、ライブビューのリフレッシュレートなどが強化されている
- ボディはプラスチックでラバーで覆われていて、持ち易い形状である
- メニュー周りは論理的でレイアウトも良く、オプションで追加設定も可能
- Qボタンも素早くアクセス出来て良い
- ライブビューのリフレッシュレートは60fpsで前機種と比べて2倍ほど向上している
- シャッターレスポンスは非常に速い
- 通常の使い方であればAFは高速だが、ライブビューで使用した際は非常に遅い
- ライブビューのAFに関しては、前機種EOS Kiss X6iとほとんど変わらないようだ
- 色味と彩度は共に良好な描画
- ISO100は、ノイズが非常に少なく滑らかな描画で良い
- ISO800になるとわずかに粒状のノイズが浮き上がってくるが良い
- ISO1600になるとややノイズが目立ち始め、ISO3200になると色味の退色が始まり、ISO6400ではかなりノイズが画面全体を覆い始める
- 前機種EOS Kiss X6iと比べると、 EOS Kiss X7iのISO感度耐性はわずか差である
- 背面モニタ 3インチ 104万ドット TFT式カラー液晶も良く、タッチパネルで設定変更もやり易い
- 前機種EOS Kiss X6i比べてEOS Kiss X7iは大きな進化を遂げた機種ではないが、デジタル一眼レフデビューを考えているユーザーにとって優れた選択肢のひとつになる機種である
前機種からそれ程時間を置かずに登場してきたEOS Kiss X7iだけに大きな進化は無いものの、EOS Kiss X6iをベースに強化された機種でエントリークラスデジタル一眼レフとして必要充分な機種に仕上がっていることを感じさせてくれるレビューとなっています。