キヤノン EOS Kiss X7i のセンサーは、EOS Kiss X6iと比べて進化していない
DxOMark が、キヤノン EOS Kiss X7i (海外名 : EOS 700D / REBEL T5i)のセンサースコアとレビューを掲載しています。EOS Kiss X7iに搭載されている1800万画素のCMOSセンサーは進化しておらず、事実上同じセンサーといえると評価しています。
- EOS Kiss X7iは、EOS Kiss X6iの後継機でエントリークラスのフラッグシップ機である
- 1800万画素 ハイブリッド CMOS センサー、ISO100~25600、高速連射 : 5コマ/秒、9点AFと前機種のスペックを継承しているモデル
- 総合スコアは、"61" でセンサーランキングで119位に位置するスコアでパッとしない結果になった
- ライバル機であるニコン D5200の総合スコアは "84" で、ソニー α58の総合スコアは "74" というスコアを叩き出している
- 色深度が21.7 bit、ダイナミックレンジが11.2 Evsで共に各項目で125位に位置するスコア
- ISO感度も681 ISOで90位
- はっきりいって前機種 EOS Kiss X6iと同じ画像品質である事がいえる
- 各スコアはほぼ同じで、前機種の方が総合スコアは1ポイント高い
- 以前からDxOMarkのテストにおいてキヤノンは、ニコンやソニーと比べるとスコア的に振るわない傾向にある
- スコア結果からみるとEOS Kiss X7iに搭載されているセンサーは、前機種 EOS Kiss X6iから大幅な進化をしていないセンサーか、事実上同じセンサーを搭載していると言える
- DxOMarkテスト方式(APS-Cセンサー)においてニコンとソニーは着実に進化しているのに対して、キヤノンは総合スコア 70ポイントが大きな壁のように立ちはだかっている
- 価格の下がったEOS Kiss 6Xiを狙うのもひとつの手だ
前機種 EOS Kiss X6iからそれ程時間を置かずに市場投入されたEOS Kiss X7iだけに大幅な進化は無いのは仕方がないところではないでしょうか…^^; スコア的には、ニコン D5200やα58に引き離されているようですが、エントリークラス デジタル一眼レフとして見れば必要充分なスペックと描画であるもの確かです。