キヤノンが、EF 16-35mm F4 と EF-S 10-18mm F4.5-5.6 を正式発表
キヤノンが、高性能超広角ズームレンズ EF16-35mm F4L IS USM と 小型軽量エントリークラス向け超広角ズームレンズ EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM を正式発表しました。発売予定日と希望小売価格は、16-35mm F4Lが6月中旬で154,000円(税別)、10-18mm F4.5-5.6が6月上旬で4万6000円(税別)になります。
EF16-35mm F4L IS USM の基本的なスペックは…
- 画角(水平・垂直・対角線): 98°〜54°・74°10'〜38°・108°10'〜63°
- レンズ構成 : 12群16枚
- 絞り羽根枚数 : 9枚
- 最小絞り : 22
- 最短撮影距離 : 28cm
- 最大撮影倍率 : 0.23倍
- フィルター径 : 77mm
- 最大径×長さ : φ82.6mm×112.8mm
- 質量 : 615g
- 手ブレ補正効果 : 4段分
画像の隅から隅までシャープに描画する高解像感・高画質を実現したズームレンズで、UDレンズ採用により歪曲収差や像面歪曲などを大幅に抑制しているようです。しかも防塵防滴仕様で、レンズ自体にフッ素コーティングを施していて汚れも落とし易くなっていて、現行のEF17-40mm F4L USMよりも周辺部の解像度が上がっているレンズに仕上がっているとのこと。4段分の効きのレンズ内手振れ補正機構(IS)も威力を発揮しそうな予感です。
EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM の基本的なスペックは…
- 画角(水平・垂直・対角線): 97°10'〜64°30'・74°10'〜45°30'・107°30'〜74°20'
- レンズ構成 : 11群14枚
- 絞り羽根枚数 : 7枚
- 最小絞り : 22〜29
- 最短撮影距離 : 22cm
- 最大撮影倍率 : 0.15倍
- フィルター径 : 67mm
- 最大径×長さ : φ74.6mm×72mm
- 質量 : 240g
- 手ブレ補正効果 : 4段分
小型軽量の扱い易いズームレンズで、EF-S 広角ズームレンズでは初のレンズ内手振れ補正機構(IS)を採用し、ステッピングモーターも採用していて動画撮影にも最適化されている広角ズームレンズになります。2枚の非球面レンズと1枚UDレンズで小型ながらも高画質を実現しているようです。※高精度大口径プラスチックモールド非球面レンズを採用。