キヤノン PowerShot G1 X Mark II は、高画質を実現するコンパクト機
ePHOTOzineが、キヤノン PowerShot G1 X Mark II のレビューとサンプル画像を掲載しています。PowerShot G1 X Mark IIは、レンズが改良され、Wi-Fiが内蔵され、大きな1.5インチセンサーを搭載したデジタル一眼レフ サブ機にも使用できるカメラで、素晴らしい画質を求めるならお勧めの機種であると評価しています。
キヤノン PowerShot G1 X Mark II の長所は…
- 良好なダイナミックレンジと5種類の仕上がり効果が選択可能なHDR
- 素晴らしい画質を実現している
- 大口径F2.0な広角ズームレンズ
- ノイズ制御も良好
- Jpegで高速連写 5.2コマ/秒を実現している
- カメラの傾きを高度に検知する「デュアルアクシス電子水準器」
- 欧米市場も考慮した大き目のハンドグリップ
- 3インチ タッチパネルも素晴らしい
キヤノン PowerShot G1 X Mark II の短所は…
- バッテリーライフが短い (ただし「エコモード」で非設定時より長く撮影できる)
- 「マクロ撮影」において近接フォーカスがイマヒトツ
- RAWファイルにおいての高速連写は遅い
総合評価は四つ星で、お勧め機種として紹介されています。
レビューの中身をもう少し見ていくと、内蔵EVFに関しても色再現性も良くリフレッシュレートも問題ないレベルで評価しています。メニュー周りは、これまでキヤノンのコンパクトカメラを愛用してきたユーザーであれば、親しみやすい仕上がりのようです。
テスト撮影においてバッテリーライフは240枚で、ePHOTOzineは予備のバッテリーを準備しておく事を進めています。AF+シャッターレスポンスは前機種と比べて改善されていますが、RAWファイルにおいての高速連写に関してはかなり不満に感じている模様。
今回GX 1 Mark IIにおいてワイド端5cm~テレ端40cmを実現している「マクロ撮影」は売りのひとつだと思いますが、ePHOTOzine的にはAFの評価が低く、マクロ撮影においてはマニュアルフォーカスを使用したとコメントしています。
レンズの光学性能は、テレ端では歪曲を良く制御しているが、ワイド端では歪曲が少しあるそうです。パープルフリンジと色収差に関しては、コントラストの強いシーンを撮影しても非常によく制御されているとのこと。ワイド端で撮影した時コーナー付近はわずかににソフト描写になるが、ズームレンズとしてディテールは豊かであると評価しています。
ISO高感度耐性は、ISO100~800の使用を勧めています。ISO1600~3200はノイズが増え始めディテールが劣化し始めるがまだ良好なレベルを保っていて、ISO6400~12800はノイズがさらに強くなり可能な限り使わない事を勧めています。
個人的にキヤノンのG1シリーズは、店頭などで触るたびにキヤノン愛用者の為に仕上げたフラッグシップ機だと感じる機種かもしれません。