DxOMarkが、キヤノン PowerShot G7 X のセンサースコアを公開 RX100 IIIを超える
DxOMarkが、キヤノンの1インチセンサー搭載プレミアム・コンパクト機 PowerShot G7 Xのレビューとセンサースコアを掲載しています。総合スコアは " 71 " でソニー サイバーショット RX100 IIIを上回っているものの同じセンサーを採用している可能性が高いようです。
- 総合スコアは、" 71 " で、旧型のEOS 5Dやニコン D300Sと同じスコアで、パナソニック GX7やGM1などのごく最近のマイクロフォーサーズ機とほぼ同じスコアなのである
- 同じ1インチセンサーを搭載しているNikon 1 S1 (56ポイント)と比べると大きく上回っているのである
- ソニー サイバーショット RX100 IIIと各項目を比べてみると、ほぼ同じと言って良い結果で、ダイナミックレンジがG7Xの方がわずかに優秀な事が分かる
- G7Xの方がISO1600までダイナミックレンジが広いが、RX100 IIIと同じセンサーの可能性がある
- ニコンがNikon 1に最初の1インチセンサーを搭載し普及したが、その後ソニーがRX100シリーズで1インチフォーマット(市場)を支配する事になり、そして今パナソニックとキヤノンが1インチセンサー搭載機を市場投入し広がりを見せている
- G7Xは大口径で高倍率なズームレンズ ( 24mm-100mm F1.8-2.8 ) を採用しRX100 IIIと差別化を図っている ※RX100 IIIは24-70mm F1.8-2.8
PowerShot G7Xの1インチセンサーは他社製センサーを採用している事はインタビューでコメントしていますし、ほぼソニー製1インチセンサーであろうと言われていましたが、今回のセンサースコアを見る限りそれを裏付ける(?)結果になっている印象です。
GX7とRX100IIIはEVFの有無や価格差もあるし、個人的に使い勝手もちょっと違う印象で、数値やスペックだけでなく、手にした時のフィーリングや、実際どのような描画なのかそちらを優先して決めるのもありかもしれません。