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キヤノン EOS 7D Mark II は、キャノンシューターにアピール抜群のカメラ

ePHOTOzineが、キヤノンの APS-C デジタル一眼レフ フラッグシップ機 EOS 7D Mark II のレビューとサンプル画像を掲載しています。EOS 7D Mark IIは、高速連写、AFシステム、防塵防滴仕様など様々な機能が向上していてキヤノンカメラ愛用者をアピールするには充分なカメラだと評価しています。

キヤノン EOS 7D Mark IIの長所は…

  • 高速連写 10コマ/秒 追尾AF (EOS iTR AF)時 9.5コマ/秒を実現
  • EOS 70Dと比べてノイズ耐性が改善されている
  • タフな防塵防滴仕様マグネシウム合金ボディ
  • ライブビュー撮影時、シャッターレスポンスとAFスピードの向上
  • 2軸電子水準器
  • オールクロス65点AFセンサー
  • USB3.0対応
  • 光学ファインダー 視野率100%
  • GPS内蔵
  • 静音シャッター

キヤノン EOS 7D Mark IIの短所は…

  • 価格が高い
  • Wi-Fiが内蔵されていない
  • Jpeg撮って出し品質は、ソフト描写に感じる時がある
  • 側面のセパレート式の端子カバー
  • ティルト式モニタが採用されていない (採用されていれば、動画撮影時恩恵を得る)

四つ星評価で " お勧め機種 " に選出されています。画質に関しては、色再現性も高く、肌の色味も良好で、露出の信頼性も高く、EOS 7D Mark IIの長所のひとつであると評価しています。

ISO高感度耐性は、ISO100~800は最低限のノイズでディテール豊かで、ISO1600~6400はノイズが増加しディテールが飽和し始めるが依然として良好なISO高感度耐性を実現していると評価しています。ISO12800はWebなどで縮小して使用するのであれば利用可能のようですが、これ以降の設定は避ける事を勧めています。

やはり高速連写性能やレスポンスの高いAF性能の評価は高く、対抗機に対しても高いアドバンテージがあるようですが、レンズとセットで購入を考えた時の価格の高さをデメリットとして挙げています。EOS 70DにはWi-Fiとタッチパネルが採用されているのに、EOS 7D Mark IIに採用されていないところも指摘しています。

EOS 7D Mark IIは、待望のAPS-C フラッグシップ機で売上も順調なようで、SankeiBizに掲載されている御手洗冨士夫会長兼社長のインタビュー記事に " 高級機「EOS 7D Mark II」が想定以上の売れ行き " との記述もあり、ユーザーの要望に応えたデジタル一眼レフに仕上がっている印象です。

初代機同様にこのEOS 7D Mark IIも長い間愛用され続けるカメラになるのではないでしょうか。