ホーム > カメラニュース 2015 > キヤノン EF-S24mm F2.8 STM は、価格・光学性能・サイズ 三拍子揃ったレンズ

キヤノン EF-S24mm F2.8 STM は、価格・光学性能・サイズ 三拍子揃ったレンズ

ePHOTOzineが、キヤノンのパンケーキレンズ EF-S24mm F2.8 STM のレビューとサンプル画像を掲載しています。24mm F2.8は、小型軽量なパンケーキレンズで、光学性能も良好で、しかも買い易い価格で旅行にも最適なレンズであると評価しています。

EF-S24mm F2.8 STMの長所は…

  • 優れた解像度(シャープネス)
  • 小型軽量
  • 高速AF
  • 購入し易い価格

EF-S24mm F2.8 STMの短所は…

  • レンズフードが付属していない

四つ星を獲得し " お勧めレンズ " に選出されています。キヤノン APS-Cセンサー搭載 デジタル一眼レフ用のコンパクトで相性の良いレンズはもう探す必要はなく、このパンケーキレンズは標準レンズよりやや広い35mm換算 38mmの焦点距離で、価格も安価で、旅行や日常生活において小型軽量レンズは重宝すると評価しています。

この 24mm F2.8 パンケーキレンズは、最新のSTM (ステッピングモーター)が採用されているので静かで高速かつ正確なAFを実現していると評価しています。フルタイムマニュアルフォーカスに対応していない事も挙げていますが、このレンズのコンセプト上マイナスポイントにはなっていないようです。ちなみにマニュアルフォーカスは非常に軽いフィールとのこと。

開放の時点ですでに中央部分の解像度は鮮明で、フレーム全体の解像度は、F5.6~F8.0あたりまで絞り込むと全体がピークに達するそうです。色収差はよく制御されているものの、F2.8時とF16以上絞り込んだ時に色収差は顕著になるようです。

周辺減光はよく制御されていて、F2.8時で中央部と周辺部の差は1.8段あるが、F5.6まで絞れば解消されるとのこと。穏やかな樽型歪曲(1.7%)があり、これは広角寄りな単焦点レンズによくある傾向で、水平を意識させるシーンでは修正する必要があるものの、フレーム均等な歪曲で楽に修正可能なニュアンス含んだコメントが掲載されています。

フレアが発生しそうなシーンで撮影してもコントラスは良好に維持していたそうです。

このEF-S24mm F2.8 STMはメディアレビューでもユーザーレビューでも評価は高く、今のこところ競合レンズも見当たらないし、買い易い価格だし、とくにEOS KissやEOS 70Dユーザーであれば凄く楽しめるパンケーキレンズに仕上がってる印象です。