キヤノン「レンズ開発の4つの柱」と EF11-24mm F4L USM
写真家 田中希美男氏が、自身のブログ Photo of the Day でキヤノンの大口径超広角ズームレンズ EF11-24mm F4L USM のレビュー・解説 コラムを4月12~25日に渡り3記事掲載していて実に興味深い内容となっています。
キヤノンには古くから「レンズ開発の4つの柱」というものがあって…
- プロの使用に耐える高性能なレンズを開発製造すること
- 多くのユーザーに魅力を感じて使ってもらえる手頃な価格のレンズを開発すること
- ISや回折格子レンズなど先進の光学技術を開発すること
- 儲けにこだわらないでEOSのシステムを高め広めることを優先させてレンズを開発すること
…だそうです。
今回のEF11-24mm F4L USMは4つ目の項目にあたるレンズで、実は " 12-24mm F2.8 " も候補に挙がっていた裏話も詳細に掲載されているので興味のある方は、ご覧になる事をお勧めします。
田中氏はこの超広角ズームレンズを「とにかく、凄い、素晴らしい、画期的な超広角ズームレンズ」と絶賛し、研削非球面レンズと11mmを使いこなす難しさも興味深い内容になっているように感じます。