キヤノンが、国内デジタルカメラ生産を完全自動化へ
日本経済新聞が、キヤノンが2018年を目処にデジタルカメラ生産を完全自動化すると伝えています。約130億円を投じ熟練技術者の高度な技能を自動ラインに置き換えてコストを最大2割削減するとのこと。キヤノンからプレスリリースも公開されています。
- キヤノンは2018年をめどに国内のデジタルカメラ生産を完全自動化
- 約130億円を投じ、基幹工場にロボット生産などを研究・開発する拠点を新設
- 熟練技術者の高度な技能を自動ラインに置き換えてコストを最大2割削減
- 大分県にある一眼レフの基幹工場、長崎県の小型カメラ工場など国内4拠点の生産ラインを順次自動化
- レンズ部品の製造からカメラの最終組み立てまで人手による作業を自動装置に置き換える
- 組み立てコストを半分以下に抑えることで生産コストは1~2割減る見通し
どうやらデジタル一眼レフの生産ラインも自動化されそうな感じで、レンズ部品の製造も自動化されるようです。生産自動化の新技術開発のために大分工場に " 総合技術棟 " を建て、500人の技術者を集めロボットによる生産手法や部品を内製化する技術の開発に取り組むとのこと。