キヤノン PowerShot G5 X と G9 X を触ってきました
先日発表され2015年10月22日発売予定の1インチセンサー搭載プレミアムコンパクト機 Gシリーズ PowerShot G5 X と PowerShot G9 X を先行展示中のキヤノンショールームでタッチ&トライしてきました。両機種ともに画像で見るより実物の方が出来が良く感じます。
PowerShot G9 X
このモデルは、シルバーとブラック 2種類のカラーバリエーションがありますが、特に " シルバー " の仕上がり具合は画像よりも実物の方が数段良く感じます。加えて「1インチセンサーが搭載されいるの?」と感じるくらい小型軽量に仕上がっていて、ここまでくると IXY の立場がないかも。
ボディ周りもGシリーズ基準で仕上がっているので安っぽさはなく、特にシルバーは大人の雰囲気で、フォーマルな服装の時も似合う事でしょう。ブラックは、いつものGシリーズといった感じで安定した印象です。実際購入するなら個人的に " ブラック " ですが、明らかに " シルバー " の方が G9X を象徴するモデルに感じます。
ここまで小型なボディなのでコントロールボタン・ダイヤル類は最小限に抑えられています。 しかし、タッチパネルが採用されていて、メニューに深く入って設定しなくても良いように、タッチパネル上で設定変更する思想に基づいた使用感なので、タッチパネルのGUIに慣れれば意外と使いこなせそうな気もしました。あとこのサイズなのにレンズ周りに " コントローラーリング " が採用されている事は個人的にポイント高いかも。
レンズのズームの長さや動作、AF周りなど試してみて、気にならなれば満足度の高い機種かもしれません。" PowerShot G9 X スペシャルサイト " が立ち上がっていてサンプル画像も公開されているので参考になるのではないでしょうか。ショールームのスタッフさんとも話をしたのですが、スタッフ内ではシルバーが人気のようです。
PowerShot G5 X
先程の G9X もそうですがこの G5X もこれまでキヤノンがデジタルカメラに採用してこなかったクラッシックカメラ風なデザイン言語採用しています。こちらの G5X は、先に発売されている G7X にEVFが内蔵されたバージョンと言って良いのではないでしょうか。
同じタッチパネルが採用されていますが、こちらはバリアングル式になっていて自由度が高い撮影スタイルが可能で、やはりEVFが内蔵されている所が長所に感じます。ダイヤル周りは、明らかに G7X よりもこの G5X の方が使い易い印象です。こちらは小さいですが、G7X にはないグリップが採用されています。
気が付くとPowerShot Gシリーズがかなり拡充していて、現行ラインアップ最初の G1X は2014年3月に発売されたのにも関わらずかなり古い機種に感じます。現在キャノンは、" プラチナキャンペーン " を展開中で Gシリーズも対象になっています。 こちらも " PowerShot G5 X / G7 X スペシャルサイト " が公開されています。