キヤノン EOS 5D Mark IV ファームウェアを公開 レンズ光学補正対策ファームウェアも
キヤノンが、EOS 5D Mark IV 新ファームウェアアップデート Version 1.0.2 を公開しました。加えて EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM もしくは EF70-300mm F4-5.6 IS II USM 使用時に " レンズ光学補正 " が効かなく現象を告知し、対策ファームウェアを順次公開していく事を発表しました。
キヤノン EOS 5D Mark IV 新ファームウェアアップデート Version 1.0.2
EOS Utility を利用した “デジタルレンズオプティマイザ” のレンズデータを登録または更新する際の通信の信頼性を向上しました。※プレスリリースより
このファームウェアアップデートは以前から噂されていて、新機能追加ではなくバグ修正にとどまるのではないか?と言われていました。
レンズ光学補正対策ファームウェア
EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMまたはEF70-300mm F4-5.6 IS II USMと特定のデジタル一眼レフカメラの組み合せにおきまして、下記の現象が発生することが確認されました。
特定のカメラとの組み合せで使用した場合、レンズ光学補正が効きません。
レンズ光学補正データをカメラに登録している場合、カメラの設定画面では「補正データあり」と表示されますが、レンズ光学補正を「する」に設定しても補正が効きません。 RAWで撮影された場合は、Digital Photo Professional を使用して補正することが可能です。 ※プレスリリースより
対象製品は広範囲に及び、EOS 6D、EOS 70D、EOS Kiss X7、EOS Kiss X7i、EOS Kiss X80用の対策ファームウェアは公開されましたが、EOS-1D Mark IV、EOS-1D X、EOS 5D Mark III、EOS 7D、EOS 60D、EOS M、EOS M2、EOS Kiss X3、EOS Kiss X4、EOS Kiss X50、EOS Kiss X5、EOS Kiss X6i、EOS Kiss X70は準備中で、対策ファームウェアを順次公開していく模様です。