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DxOMarkが、キヤノン PowerShot G9 X Mark II センサースコアを公開

DxOMarkが、キヤノンの1インチセンサー搭載プレミアムコンパクト機 Gシリーズ PowerShot G9 X Mark II センサースコアとレビューを掲載しました。

キヤノン PowerShot G9 X Mark II センサースコア
  • 総合スコア : 65ポイント
  • 色深度 : 21.9bits
  • ダイナミックレンジ : 12.5Evs
  • ISO高感度耐性 : 522ISO

1インチセンサーとしては総合スコア " 65ポイント " で良好であるが、同クラスのベストスコアとは、まだ部分的に差を付けられているとのこと。センサー性能は、初代機と実質的には同じ模様。色深度が0.4bit向上し、ダイナミックレンジが0.2Evs向上していものの実質的にわずかな差で、ISO高感度耐性は数値的には差があるが実際に撮影した際、522ISOと495ISOは差がなく、何ら変わりがないと解説しています。

グラフを元にセンサー性能を解説していますが、ISO400もしくはISO800あたりがピークのようで、画質最優先であればISO400まで、ISO800/ISO1600でも色味とダイナミックレンジは許容範囲、(ISO感度高めで撮るのであれば)RAW現像でノイズ処理を勧めるような表現も見受けられます。※DxOMarkは結論の項目で、Jpeg画質に関しては改善されていないが、新モデルは屋外の明るい環境で色味とダイナミックレンジはISO400まで水準を保っており、ISO800はまだ許容範囲であると画質に関して結論付けています。

結論の項目では、「追尾性能の進化」「検出性能の進化」「カメラ内RAW現像」「RAW 高速連写 8.2コマ/秒 (21枚まで)」などを例に挙げ新描画エンジン DIGIC 7が採用されたポイントを焦点に当てていいます。センサー以外の強化ポイントが特長的な1インチセンサー搭載コンパクト機なのかなと感じさせるレビュー記事な印象です。潜在的な欠点をリストアップした項目やさらに競合カメラと検討している項目も掲載されています。