dpreviewが、キヤノン C-RAW 品質をテスト 良好なインプレッション記事に
dpreviewが、キヤノン EOS Kiss M (海外名 EOS M50)で初搭載した新RAWフォーマット[.CR3]のファイル形式 C-RAWをテストしたインプレッション記事を掲載しました。ラボ画像(スタジオ画像)や青空画像を撮影しテストしています。
新RAWフォーマット .CR3における " ファイル形式 C-RAW " は、製品ページに「RAW(.CR3)よりは若干画質が低下」すると掲載されていますが、dpreviewがテストしたところ撮影状況によって " C-RAW " はダイナミックレンジの観点で不利になる時があるかもしれないが、ほとんどのユーザーにとってそうなる事は稀なケースであると、ファイルサイズが30〜40%軽くなる事の方を評価。普段使いであれば気軽使用できる品質に仕上がっている事が伺えるインプレッション記事となっています。
- ラボ画像 ISO100 : 未圧縮のRAWと比べて差はない
- ラボ画像 ISO12800 : ISO感度を7段上げてもノイズレベルの点でも差はなく、データ容量を節約できるC-RAWに切り替える事が最良のようだ
…とラボ画像で差が出なかった模様。加えて低照度テストも行っていて、さすがにシャドウ領域で未圧縮RAWとC-RAWの差が出てきてダイナミックレンジの差が出てくる模様。しかしdpreviewはその点を問題視しておらず「現時点で、C-RAWが画像に大きな影響を与える事なく撮影出来ると楽観している」と新しいRAWフォーマットを評価しています。
dpreviewは、空を撮影し未圧縮RAWとC-RAWのグラデーションの差をも比較していますが、差は無かったとのこと。