DxOMarkが、キヤノン EOS 9000D センサースコアを公開 80Dと同等のスコア
DxOMarkが、キヤノン EOS 9000D (海外名 EOS 77D) センサースコアを掲載しました。総合スコア " 78ポイント " を叩き出し、各項目もほぼ同等で同じセンサーを搭載している可能性が高そうです。
キヤノン EOS 9000D (海外名 EOS 77D) センサースコア
- 総合スコア : 78ポイント
- 色深度 : 23.6bits
- ダイナミックレンジ : 13.3Evs
- ISO高感度耐性 : 971ISO
EOS 9000Dは2017年4月に発売されたエントリークラス最上位APS-C デジタル一眼レフですが、スコアを見る限りミドル機 EOS 80Dとほぼ同等のスコアである事が確認できます。DxOMarkは、EOS 80D / EOS 9000D / EOS Kiss X9i (海外名 EOS Rebel T7i / EOS 800D)は、同じセンサーとAFを搭載していると掲載。
総合スコアは " 78ポイント " でDxOMarkがテストしたキヤノン APS-Cカメラの中で、ベストキヤノンAPS-Cセンサーのひとつであると評しています。ただし競合機であるニコン D5600と比較すると、総合スコア・色深度・ダイナミックレンジ・ISO高感度耐性すべての項目で差を付けられているいる事が確認できます。チャート見る限り、ISO感度耐性は大きな差はなく、ダイナミックレンジと色感度で差を付けられている模様。
市場の縮小化によりキヤノンのエントリークラスラインアップが細分化しつつある事を指摘。それによりセンサー自体の差が出なくなりつつあり、セミプロ機EOS 80Dはセンサー・AF・ツインコントロールダイヤル・上面液晶パネルなどを採用し実用面で利点はあるものの、特に価格が高すぎると感じた場合このEOS 9000Dは、旧モデルからのアップグレード、均整の取れたカメラでデジタル一眼デビューする場合、かなり訴求力のあるカメラであると評価しています。