キヤノン EOS-1v 販売終了 キヤノンフィルム一眼レフカメラの終焉
先日レンジファインダーフィルムカメラ ライカ M7が生産終了になったニュースが登場しましたが、キヤノンが唯一ラインアップしていたフィルム一眼レフカメラ「EOS-1v」を販売終了したと告知しています。
フィルム一眼レフカメラ「EOS-1v」販売終了と 修理対応期間延長に関するお知らせ
平素はキヤノン製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
さて、このたびフィルム一眼レフカメラ「EOS-1v」に関しまして販売を終了させていただくこととなりました。
また、本商品をご使用いただくお客さまへのサービス・サポート向上を目的として、弊社修理サービス規約の修理対応期間後も、2025年10月31日まで修理対応を行います。※EOS-1v販売終了告知ページより
今後キヤノンが新しいフィルム一眼レフカメラを市場投入するのかどうか分かりませんが、現時点でラインアップから消滅した事になります。ニコンは「F6」と「FM10」をラインアップしており、ライカ M7生産終了ニュースが登場したものの現時点でまだラインアップ中で「ライカMP」と「ライカM-A」の販売も続いています。
キヤノンのフィルムカメラは1934年の「カンノン(試作機)」から始まり、1936年に商品化に向けた第1号機「標準型(ハンザ・キヤノン)」が登場。1987年に初のEOSシリーズ「EOS 650 / EOS 650 QD」を投入し2000年に「EOS-1v」を発売し現在に至ります。ちなみに「EOS」は " Electro Optical System " の略で、ギリシャ神話に登場する " Eos / 暁の女神 " の名に由来しているそうです。
「キヤノンカメラミュージアム」で1933~2005年までのフィルムカメラを年代別で見る事ができます。