キヤノン EOS R は、最高スタートダッシュを切った素晴らしいフルサイズミラーレス機
ePHOTOzineが、キヤノンのフルサイズミラーレス機 EOS R レビューとサンプル画像を掲載しました。最高のスタートダッシュを切った実に見事なフルサイズミラーレス機に仕上がっていると評価しています。
EOS Rの長所は…
- 素晴らしいパフォーマンス
- 防塵防滴仕様
- 製造品質
- サイレント撮影
- ミラーレスだけにミラーショックなし
- 実用的なEFレンズアダプター
- 素晴らしいエルゴノミクス
- 高速かつ高い反応性(レスポンス)
- 4K 10bit 外部出力
EOS Rの短所は…
- RFレンズラインアップが少ない (EFレンズアダプターで軽減される)
- 耐低温仕様ではない
- 小型なデジタル一眼レフ(DSLR)より特に小さい訳ではない
- 4K動作撮影はクロップされる
4.5星を獲得し " かなりお勧め機種 " に選出されています。キヤノン EOS Rは、実に見事なフルサイズミラーレス機で最高のスタートダッシュを切ったと選出理由を挙げています。
EOS Rは素晴らしいカメラであり、素晴らしいレンズとの組み合わせで素晴らしい画像品質を実現していると高評価。EOS 5D Mark IVのようなデジタル一眼レフ(DSLR)と比べた場合、操作感も含めてぎこちなさを感じるところがある仕上がりと判断しています。
プロカメラマンやEOSカメラ(DSLR)を使用しているユーザーにとって、デュアルカードスロットが採用されておらず、バッテリーライフがデジタル一眼レフ(DSLR)よりも短い事に失望するかもしれない事も指摘。
キヤノン・ニコン・ソニーとフルサイズミラーレスシステムの選択肢が増えましたが、個々のカメラマンの用途・要求によって最終的に個人が選択してく事になる可能性が高いとのこと。
EOSカメラ(DSLR)ユーザーにとって " EOS R " は、既存のレンズとカメラにフィットするように考え抜かれたフルサイズミラーレス機で、購入するにあたって障壁は高くないはずであると仕上がり具合を評価しています。※意訳しています
フルサイズミラーレス市場を5年も先行するソニーは、アダプター無しで装着可能な多くのレンズ群をラインアップしているポイントや、キヤノンはニコンとは違い詳細なレンズロードマップを公開していないポイントもマイナスポイントとして挙げています。しかし、アダプター経由で既存のEFレンズを使用するのであれば問題ないのかもしれないとフォロー付き。
ISO感度耐性は…
- EOS 5D Mark IVのISO感度耐性は素晴らしいパフォーマンスを見せるが、EOS Rは非常に似た傾向である
- ISO3200/ISO6400まで非常に満足できるレベルで、ノイズは徐々に忍び寄ってくるものの常用範囲である
- ISO25600は、目的に応じてこの設定の使用を避けたり、画像処理を行う必要が出てくる
テスト撮影は RF24-105mm F4L IS USMを使用していて、色再現性は素晴らしく、シャープネスのレベルも良好であると評価。AFは高速かつ正確とのこと。