キヤノン 500万画素グローバルシャッター 公式サンプル動画の存在に気付く
キヤノンは500万画素 2/3型 グローバル電子シャッター CMOSセンサーをラインアップしていますが、公式プロモーションムービー「CMOSセンサー利用シーン映像 500万画素グローバルシャッター (限定公開)」が公開されていました。
全画素を同時に露光するグローバルシャッター機能を搭載したCMOSセンサーです。高速で動く被写体を撮影する場合にも、ゆがみなく、形状を正確に撮像することが可能です。工場でベルトコンベア上の部品を検査するカメラや、ドローン等に搭載する空撮用カメラなど、産業用途のニーズに対応します。※CMOSセンサー 商品カタログ(PDF)より
500万画素グローバルシャッター基本スペック
- イメージサイズ : 2/3型
- 有効画素数 : 2592(H)x2056(V)
- 画素サイズ : 3.4um(H)x 3.4um(V)
- 入力駆動周波数 : 36MHz
- 出力インターフェース: LVDS(864Mbps/ch,12ch)
- パッケージ : 180pin LGA
- 電源電圧 : 3.3V, 1.2V
- カラーフィルタ : RGB, Mono
- 感度(白黒): 47,000 e/lx/sec
- G感度(カラー): 30,000 e/lx/sec
- 飽和信号量 : 7,000 e
「500万画素グローバルシャッターCMOSセンサー」はキヤノンが外販しているセンサーの1つで他にも「1.2億 超多画素CMOSセンサー」と「超高感度35mmフルサイズCMOSセンサー」をラインアップしています。何かに特化したセンサーを外販している模様。
グローバルシャッターは最近では産業用センサーで当たり前に機能になりつつありますが、以前から民生機の採用が期待されています。キヤノンがEOSカメラで搭載するのが先になるのか、ソニーがα7/α9シリーズで先に搭載する事になるのか、パナソニックになるのか注目です。
ちなみに業務用になりますがシネマEOSカメラ「EOS C700 / EOS C700 GS PL」は、グローバルシャッターを搭載しています。