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キヤノン 歴代DIGIC強化ポイント一覧が、EOS Kiss M 開発秘話に掲載

キヤノン 開発者が語る " ミラーレスカメラ「EOS Kiss M」開発秘話 " 記事内で描画エンジン 歴代DIGIC強化ポイント一覧が掲載されています。

DIGICの歴史

  • 2002年 DIGIC … 信号処理の機能を1チップ化
  • 2004年 DIGIC II … 高速化、低ノイズ化
  • 2006年 DIGIC III … 高画質化、顔検出
  • 2008年 DIGIC 4 … 高画質化、高速化、動き検出
  • 2011年 DIGIC 5 … ノイズリダクション進化、ホワイトバランス向上
  • 2013年 DIGIC 6 … 動画進化(フルHD/60P)
  • 2016年 DIGIC 7 … 高画質化、高機能化(追尾・検出・手ブレ補正 )
  • 2018年 DIGIC 8 … 撮影機能進化、動画進化(4K動画)

元々キヤノンは、新描画エンジンをすぐに主要カメラに搭載する事はなく、まずはコンパクトカメラに搭載した後、よりセンサーが大きくより処理能力と画質が求められるレンズ交換式カメラに搭載する傾向が強いですが、DIGICの歴史を見てみると静止画技術メインから動画技術が盛り込まれつつある事が伺えます。

描画エンジンは、画像処理をはじめAFや補正処理、通信、記録メディアなど様々な処理を行いますが、最新のDIGIC 8は、基本部分の撮像、記録用信号処理について大幅な見直しを行った模様。動画処理の設計などの話も掲載されていて、読み応えのある内容となっています。

先日キヤノンが発売したフルサイズミラーレス機も " DIGIC 8 " を搭載しており、今後さらに磨きをかけEOSカメラで4K 60pを実現し、8Kを視野に入れたDIGIC 9が登場するのでしょうか。