キヤノン EOS RP 搭載センサーは基本的に6DMK2と同じ DIGIC8はRとまったく同じ
Imaging Resourceが、キヤノン EOS RP 上級エンジニア インタビュー記事を掲載しました。EOS RP 搭載センサーは、基本的に " EOS 6D Mark II " と同じセンサーで、描画エンジン DIGIC8は " EOS R " とまったく同じとコメントしています。
EOS RP 搭載センサーはEOS 6D Mark IIとほぼ同じセンサーだそうですが、どこが同じでどこが違うのでしょうか?
- 基本的に同じセンサーである
- マイクロレンズが、ミラーレス用に微調整し最適化していること意外は
- EOS RPは、描画エンジン DIGIC8を搭載しているが、これはEOS Rとまったく同じDIGIC8である
あとボディの軽量化に関して、軽量ながらも堅牢性の高いボディを実現するにはマグネシウムとプラスチックを適切な個所に使用する事が非常に重要だった模様。マグネシウムを使用した軽量部品に関しては、超望遠レンズで取り組んできた事が生きているそうです。Imaging Resourceも軽量ボディながらも驚くほど剛性感があるとインプレッションを語っています。
あと開発にあたりEOS 6D Mark IIの開発が非常に役に立ったとのこと。ボディデザインに関しては3Dプリンターでモックアップを制作し試行錯誤した事が伺えます。 メカニカル・デザイナーとエクステリア・デザイナーが一丸となり、しっかりしたグリップでありながら快適な形状を作り上げたとのこと。
EOS RPは防塵防滴仕様ですが、基本的にガスケット(パッキン)は使用せず、パーツとパーツが高精度にピッタリ組み込んで実現している模様。防塵防滴レベルは、EOS 6D Mark IIと同じようです。
キヤノンは、6本のRFレンズの開発発表も行いましたが、投入する優先順位にはノーコメント。しかし2019後半の質問に関しては " Yes " と答えています。 RF85mm F1.2 L USM DSは、基本的にアポダイゼーションと同じ技術を使用しているそうなのですが、他社とアプローチが違いコーティング技術を使用するとのこと。※アポダイゼーション・エレメントは、レンズ周辺にかけて光量が落ちるようにした特殊フィルターですが、キヤノンはそれをコーティング技術で実現している模様
" EOS R プロ機 " に関してもノーコメント。