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キヤノン 若年層にターゲット絞ったデジタルカメラシリーズ 早ければ年内投入報道

キヤノンは、CP+2019をはじめとする映像イベントで若年層にターゲットを絞ったコンセプトモデルを公開してきましたが、ニュースイッチ(日刊工業新聞)が、早ければ年内に投入すると伝えています。※Update : キヤノンが海外で「IVY REC (ソトアソビカメラ)」を告知しました。

  • 若年層にターゲットを絞った新たなデジタルカメラのシリーズ
  • 液晶画面がなく、接続したスマートフォンで撮影画像を見るカメラ
  • 100mm/400mmの焦点距離を瞬時に切り替えられる小型カメラ
  • 自動追尾機能を搭載したカメラ
  • 子どもに撮影する対象物などの指令を出して撮影の楽しみを訴求する子ども向けカメラ
  • 価格は液晶画面のないカメラが1万円強(100ドル前後)の見込み
  • 年齢層が高いデジカメ購入者の裾野を若年層に広げ、市場活性化を狙う

キヤノンはCP+2019でコンセプトモデル5機種を展示し、このコンセプトモデル群がベースとなっている感じです。デジカメWatchのCP+2019記事にコンセプトモデルの詳細が掲載されていて…

  • ソトアソビカメラ … ファインダー無し、防水・2m耐衝撃タフネス仕様で100ドル前後
  • Multifunctional Camera … 100mmと400mmの望遠域をカバーするレンズを搭載
  • インテリジェントコンパクトカメラ … ファミリー層を意識した自動撮影とパン・チルトに対応したカメラ ※撮影範囲 : 横方向360度、縦方向110度。
  • Kids Mission Camera … 「ゲーム感覚」をキーワードにしたモデル
  • 自由視点映像生成システム

最終的な製品名はまだ分かっていませんが、コンセプトモデルが実際に市場投入される模様です。どのくらい市場を開拓するのか、競合他社がどのような反応を見せるのか、獲得した顧客をどのようにデジタル一眼レフ/ミラーレス機に繋げていくのか注目です。