キヤノン「PowerShot G7 X Mark III」「PowerShot G5 X Mark II」発表
キヤノンが、1インチセンサー搭載 プレミアムコンパクト 2機種「PowerShot G7 X Mark III」と「PowerShot G5 X Mark II」を正式発表しました。
PowerShot G7 X Mark III
発売日
- 2019年8月上旬
量販店 売り出し価格
- キヤノンオンラインショップ … 99,900円(税込)
- ヨドバシカメラ … 99,900円(税込)
- マップカメラ … 89,910円(税込)
- カメラのキタムラ … 89,910円(税込)
- ビックカメラ … 99,900円(税込)
PowerShot Gシリーズラインアップ中 一番人気の " G7X " の3世代目となる新型機の登場です。今回は新たに " 2010万画素 1インチ 積層型CMOSセンサー " と 描画エンジン " DIGIC 8 " を搭載。これによりクロップ無しの4K30p動画撮影が可能となっています。高速連写は最大で30コマ/秒を実現。クロップ無し4K30p動画のローリングシャッター現象がどのくらい制御されているのか注目されるのではないでしょうか。
これまでのG7XシリーズはYouTuberが撮影に使用する事も多く、カメラ本体のみで簡単にYouTubeでのライブ配信が可能となっている模様。実際のライブ配信時のクオリティが気になるところ。
ちなみにキヤノンは、2019年のコンパクトデジタルカメラ世界市場 販売台数の見通しを850万台としています。※2018年のコンパクトデジタルカメラ世界市場販売台数は、約1,050万台。
PowerShot G5 X Mark II
発売日
- 2019年8月上旬
量販店 売り出し価格
- キヤノンオンラインショップ … 113,400円(税込)
- ヨドバシカメラ … 113,400円(税込)
- マップカメラ … 102,060円(税込)
- カメラのキタムラ … 102,060円(税込)
- ビックカメラ … 113,400円円(税込)
コンセプトもデザインも刷新した「PowerShot G5 X Mark II」の登場です。デザイン言語はG7X寄りになり、競合機であるソニー RX100シリーズのようなポップアップ式 EVFを採用する事により、GX7と差別化を付けている印象。
新設計レンズ 24-120mm F1.8-F2.8 (5倍ズームレンズ)を採用し、搭載センサーや描画エンジン、4K動画性能・高速連写性能などは同時発表した「PowerShot G7 X Mark III」と同等となっています。
搭載センサーがソニー製センサーだった場合
製品ページを見る限り「キヤノン初の積層型CMOSセンサーを採用」という表現にとどまり、現時点で両機種が搭載する " 2010万画 1インチ 積層型 CMOSセンサー " が、自社製なのかソニー製なのかはっきりした事は分かっていません。ソニー製だった場合、該当するセンサーがソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 製品ページに掲載されています。
- IMX383 : 2000万画素 積層型 裏面照射型 1インチセンサー DSC/Cam用
- IMX283 : 2000万画素 裏面照射型 1インチセンサー DSC/Cam用
IMX383 (PDF)は、積層型 裏面照射型 1インチセンサーで画素数的にも該当しこのセンサーをベースにカスタムしたセンサーの可能性があります。しかしキヤノンは今回のセンサーを " 裏面照射型 " とは言っていないので、自社製センサーの可能性も。今後 国内外のインタビュー記事で自社製センサーなのかどうか明らかになる事に期待です。