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キヤノン「RF24-70mm F2.8 L IS USM」「RF15-35mm F2.8 L IS USM」正式発表

キヤノンが、RFマウント 大口径標準ズームレンズ「RF24-70mm F2.8 L IS USM」と大口径広角ズームレンズ「RF15-35mm F2.8 L IS USM」を正式発表しました。発売時期は2019年9月下旬を予定し、一気に大三元レンズ2本が揃う事に。

RF24-70mm F2.8 L IS USM

RF24-70mm F2.8 L IS USM 基本スペック

  • 画角 (水平・垂直・対角線) : 74°~29°・53°~19°30′・84°34°
  • レンズ構成 : 15群21枚
  • 絞り羽根枚数 : 9枚 (円形絞り)
  • 最小絞り : F22
  • 最短撮影距離 : 21cm
  • 最大撮影倍率 : 0.30倍 (32mm時)
  • フィルター径 : 82mm
  • 最大径×長さ : 約φ88.5mm×125.7mm
  • 質量 : 約900g
  • 2019年9月下旬発売予定

レンズ構成図・MTFチャート

レンズ構成図 MTFチャート

超音波モーター「ナノUSM」を採用する事により高速AFと動画撮影時の滑らかなAFを実現し、レンズ内手ぶれ補正(IS)は5段分効果、ASC(Air Sphere Coating)でゴースト・フレアを抑制、デジタル一眼レフ用レンズよりも小型軽量化を実現している事を謳っています。レンズ構成は15群21枚で " ガラスモールド非球面レンズ3枚 " と " UDレンズ3枚 " を採用する事により、収差を抑えズーム全域での高画質を達成しているとのこと。 ※MTFチャートの見方はキヤノン公式サイトに掲載されています。

RF15-35mm F2.8 L IS USM

RF15-35mm F2.8 L IS USM 基本スペック

  • 画角 (水平・垂直・対角線) : 100°25′~54°・77°20′~38°・110°30′~63°
  • レンズ構成 : 12群16枚
  • 絞り羽根枚数 : 9枚 (円形絞り)
  • 最小絞り : F22
  • 最短撮影距離 : 28cm
  • 最大撮影倍率 : 0.21倍 (35mm時)
  • フィルター径 : 82mm
  • 最大径×長さ : 約φ88.5mm×126.8mm
  • 質量 : 約840g
  • 2019年9月下旬発売予定

レンズ構成図・MTFチャート

RF15-35mm F2.8 L IS USM レンズ構成図 MTFチャート

大口径標準・広角ズームレンズの投入でキヤノンは一気に大三元レンズ2本を投入してきた事になります。この先 " F2ズーム " も広角・望遠ズームレンズの計画をしているのかどうか気になるところ。「RF15-35mm F2.8 L IS USM」に話を戻して、ズーム全域そして画面の隅から隅まで高画質を実現したと謳っています。

こちらも手ブレ補正効果(IS)は同じく5段分効果。レンズ構成は12群16枚で " ガラスモールド非球面レンズ3枚 " と " UDレンズ2枚 " を採用しています。特殊コーティング ASC だけでなく SWC も採用しフレアやゴーストを低減しているとのこと。静止画だけでなく動画撮影も前提に快適なAF性能を実現している模様。

RFレンズ 焦点距離比較表

キヤノン RFレンズ 焦点距離比較表

今回「RF15-35mm F2.8 L IS USM」を投入する事によりRFレンズラインアップは、15mm~240mmまでをカバーする事に。この比較表は、キヤノンオンラインショップに掲載されています。