キヤノン ミラーレス「もちろんプロ向けも視野に入っている、総力をかける」
ニュースイッチ(日刊工業新聞)が、キヤノンとニコン ミラーレス巻き返し記事「キヤノンとニコン、プロ向けミラーレス巻き返しの切り札」を掲載しました。
ニコン Zシリーズ さらにレンズラインアップの拡充とワークフローを改善を重視
- 付帯率(本体1台当たりのレンズ販売数)が改善
- さらに本数を増やしてユーザー拡大につなげる
- 顧客のワークフロー改善につながる提案を開発テーマの一つとして重視
システムへの信頼感が醸成されてきていると手応えがあるようで、どうやら「Z 7」「Z 6」の RAW動画出力機能の有償設定サービスも好調である事が伺える文言も確認できます。顧客のワークフロー改善を重要視していて " 5G " に注目しているそうです。
ニコンは現時点で「Z 6」「Z 7」「Z 50 (DX)」をラインアップ。将来的にプロ機も登場すると思いますが、ラインアップ的にどのような構成になるのかどうか気になります。Fマウントの構成を引き継いでいくのか、ソニーα7/α9シリーズのような横並びでコンセプト違いの構成になるのか個人的に注目しています。ニコンは2021年までのZレンズロードマップを公開済みなので、さらに本数が増えるのは確定済み。
キヤノン プロ向けも視野に入っている
- まずハイアマチュアクラス(趣味層)を充実させる
- プロ向けももちろん視野に入っている
- プロ向けの譲れない市場に総力をかける
戸倉剛常務執行役員が示唆する " ハイアマチュアクラス " は、ミラーレス5Dと思われる「EOS R5」の事だと思いますが、その後にプロ機が控えている事が伺えます。「EOS R5」の開発発表情報だけでキヤノンの本気モードを感じたユーザーさんは多いと多いと思いますが、総力をかけたプロ機がどのような機種になるのか楽しみになってきました。