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北京冬季五輪 キヤノンは「EOS R3」で報道カメラとして主役の座を狙う報道

日本経済新聞が、キヤノン「EOS R3」開発ストーリー記事 前編後編を掲載しキヤノンは「EOS R3」で報道カメラとして主役の座を狙いにいくと伝えています。日経クロステックの再編集記事の模様。(前編後編)

EOS R3

次の舞台は22年2月に控える北京冬季五輪・パラリンピックである。報道カメラとしての主役の座をEOS R3で狙いにいく。※日本経済新聞「キヤノン、逆転の小型化 新ミラーレスに視線入力AF EOS R3開発(下)」より

北京冬季五輪は2022年2月4日から2月20日まで開催予定ですが、記事を見る限り東京五輪は「EOS R3」のテストの場、北京五輪が「EOS R3」の本番の場として開発された事が伺える内容となっています。実は「EOS R5」「EOS R6」の開発を終えてから「EOS R3」の開発が始まった訳ではなく、開発時期が被っていた期間があった模様。コロナの影響で開発は大変だったようで、加えて外部に情報が漏れないように極秘で開発を進めた事が伺えます。

やはり視線入力AFは肝いり機能だった

キヤノンのマーケティングや価格は強気ですが、製品自体は保守的で新機能も石橋を叩いて渡ってようやく採用する感じでキヤノン自身もユーザーから「保守的」と思われている事を認識しており、そのイメージを打破するために「視線入力AF」は必須の機能だった模様。「ミラーレスカメラ市場で先行するソニーにはない機能である。市場シェアの首位奪取に向けて是が非でも載せたい。」 との思いもあったとのこと。今回の記事は視線入力AF機能だけでなく「EOS R3」全体的な開発ビハインド・ザ・ストーリーとなっています。

北京冬季五輪ではキヤノン「EOS R3」、ニコン「Z 9」、ソニー「α1」どのカメラが主役になるのでしょうか。

ちなみに本日11月27日は「EOS R3」国内発売日。キヤノンオンラインショップカメラのキタムラなどでは " 納期未定 " 表記となっています。