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キヤノン「EOS R7」のキャッチコピーは " ここからAPS-Cミラーレスの未来 "

キヤノンが、EOS R APS-C ハイエンド機「EOS R7」を発表しました。「EOS R7」のキャッチコピーが " ここからAPS-Cミラーレスの未来 " と意味深なメッセージとなっています。

EF-Mシステムはミラーレスの過去になる?

これまでキヤノンは、デジタル一眼レフ EOS 7Dシリーズで「イメージモンスター」 、EOS M5で「今までのミラーレスに満足しているか」、EOS M3で「無双。」など注目を集めるキャッチコピーを採用してきましたが、今回の「EOS R7」のキャッチコピーは " ここからAPS-Cミラーレスの未来 " となっています。EF-Mシステム「EOS Mシリーズ」を過去に追いやるメッセージなのでしょうか。

APS-C ミラーレス 競業他社への挑戦状

もう少し拡大解釈するとAPS-C ミラーレス 競業他社への挑戦状として受け止める事が出来るのではないでしょうか。" 今までのミラーレスに満足しているか = ここからAPS-Cミラーレスの未来 " は表現が違うだけで、同じ事を言っているように感じます。

これ以降は少し話が変わります。

 

EOS R7 は製品ラインアップ的にミドルクラスモデル

キヤノンは " The SEVEN. " と銘打っているので「EOS R7」は7シリーズを引く継ぐRFマウント APS-C ミラーレス機と言えると思いますが、今後さらに上に位置する RFマウント APS-C ミラーレス機が登場するのかどうか気になるところ。…と言うのは、キヤノンの製品ページを見てみると「EOS R7」はハイマチュアモデルではなく " ミドルクラスモデル " に位置しているのです。

上記の「EOS R7」プロモーションムービーの演出は以前の7シリーズの雰囲気を感じないような…リブランディング(再構築)も行われたような気もします。

富士フイルム第5世代Xカメラやソニー Eマウント APS-Cカメラの動向

富士フイルムは5月に「X Summit MAY 2022」を開催予定で第5世代のXカメラの発表が期待されています。ソニーも2022年後半にEマウント APS-C カメラを投入してくると2022年下期のAPS-C市場は活気づくのではないでしょうか。今後キヤノンは、F値の明るいRF-Sレンズを投入してくるのか、ハイエンドレンズはRFレンズを買ってくれ的な感じになるのか個人的に注目しています。