キヤノン「EOS R6 Mark II」発表雑談 ソニー「α7IV」を超える事が出来るのか
キヤノンがRFマウント フルサイズ機「EOS R6 Mark II」を発表しました。予約受付開始は11月4日 AM10:00、12月中旬発売予定、キヤノンオンラインショップの売り出し価格は396,000円(税込)とのこと。「EOS R6 Mark II」のキャッチコピーは " BRAND NEW SIX.~世界は新たなる映像表現の可能性と出会う。" となっています。
キヤノンオンラインショップ売り出し価格(税込)
- EOS R6 Mark II ボディ … 396,000円
- EOS R6 Mark II・RF24-105 IS STM レンズキット … 440,000円
- EOS R6 Mark II・RF24-105 L IS USM レンズキット … 550,000円
予約受付開始が11月4日 AM10:00 からとなっており現時点で量販店価格は分かっていませんが、キヤノンオンラインショップがすでに売り出し価格を掲載しています。「EOS R6 Mark II」ボディ価格は396,000円(税込)となっており、結構なお値段。
見方によっては、この立ち位置のフルサイズ機はこの価格帯でないと購入できない市場になってきているのかな~と思う事も。ちなみに現時点における「α7RIV」のソニーストア価格は361,900円(税込)。
11月4日に予約受付が開始されますが、予約の段階で需要が供給を上回った告知が出てしまうのか気になるところ。これから海外でホリデーシーズン、国内で年末年始商戦に突入するのでそれなりの玉数を用意してくれると思いますが…やっぱり予約を入れておくのが確実です。
「EOS R6 Mark II」は販売台数も売上高も評価も「α7IV」を超える事ができるのか?
ソニー「α7」シリーズは、フルサイズミラーレス市場を開拓した機種であり、今でも安定した人気があり利益率が高い機種だけにキヤノンもこのポジションを奪取したいはず。両機種のキャッチコピーを比べてみると…
- EOS R6 Mark II … BRAND NEW SIX.~世界は新たなる映像表現の可能性と出会う。
- α7IV … Beyond Basic ~ 次代の、新次元へ
「EOS R6 Mark II」のプレスリリースと製品ページを見ると、良い感じでまとまりのある機種に仕上がっおり " BRAND NEW SIX / まったく新しい6 " のキャッチコピーも何となく理解できる印象です。初代「EOS R6」よりも「EOS R6 Mark II」の方が魅力的な機種に感じます。
個人的に「EOS R6 Mark II」の操作系が変わっているのが興味深く、実際の操作感に興味津々。あと「EOS R5」以降は、あまりイメージセンサー推しをせずに処理能力をアップした事で強化した機能をアピールする事が多くなってきた印象。そうそう被写体認識AFは " 馬 " に対応しましたよね。個人的に " 魚AF " が欲しい。
あと動画の方も6Kオーバーサンプリングによる4K動画に対応しています。※初代「EOS R6」は5.1Kオーバーサンプリングによる4K動画
EFマウント時代のキヤノンは、ラインアップ上 スペック的に絶対的な差別化を付けていましたが、RFマウントになってからスペック的差別化が少し薄まった気がします。
製品ページを見てみると動画撮影時の " 熱 " に触れており…
- 4K60p … 40分以上
- 4K60p クロップ … 50分以上
- 4K30p … 無制限
コールドスタートからシャットダウンまでの連続撮影時間は上記のようになっており初代「EOS R6」から改善。「EOS R6 Mark II」は " 温度上昇緩和 / 温度上昇警告 " 表示されるので熱の状況が把握し易い仕様となっています。熱で動画撮影が自動停止した後にどのくらい待機すれば、次の撮影が可能になるのか気になるところ。
何だかんだで「EOS R6 Mark II」は売れちゃうんだろうな~。