キヤノン「EOS R1」発表 1系の最高の性能と最高の信頼性の実現という哲学は今後も不変
キヤノンが、RFマウント初となるフラッグシップ機「EOS R1」を正式発表しました。「EOS R1」は新開発のエンジンシステムにより高性能AF・高画質と高信頼性を両立したフラッグシップ機に仕上がっているとのこと。
「EOS R1」は2024年11月の発売を予定。すでにキヤノンオンラインショップで売り出し価格が掲載されており、「EOS R1」ボディ価格は1,089,000円(税込)となっています。予約受付開始は、7月23日 AM10:00 から。ちなみに「EOS R1」のキャッチコピーは " 始まりの1 " となっています。
ちなみにキヤノンカメラにおける1シリーズは金字塔的な立ち位置のカメラであり常に最高パフォーマンスを目指したプロ機として歴史を重ねてきました。今回キヤノン「EOS R1」発表にあたって上記の「 ”1"の系譜 ーHISTORY and PHILOSOPHYー」動画を公開。キヤノン副社長執行役員 イメージング事業本部長 戸倉剛氏が、1シリーズの歴史と哲学を紐解いています。
今後静止画と動画はさらに融合し、遠くない将来、バーチャルや3Dも含めた映像の時代が来るでしょう。そのような時代の変化に柔軟に対応しながらキヤノンの1系は、その時代のプロが求める最高の映像が確実に撮れる事を目指していきます。
F-1から50年以上継承している「最高の性能と最高の信頼性の実現」という1系の哲学は、今後も不変です。※”1"の系譜 ーHISTORY and PHILOSOPHYーより
動画の最後では1シリーズの哲学「最高の性能と最高の信頼性の実現」が不変である事を強調しています。今では静止画と動画性能を高いレベルで実現したハイブリッドカメラは珍しくない時代なので、ミラーレス時代におけるキヤノンRFマウントにおける最初のフラッグシップ機「EOS R1」が市場でどのような評価を受けるのか注目したいところ。
発売自体は2024年11月を予定していますが、パリ五輪(2024年7月26日~8月11日) でスポーツフォトグラファーやジャーナリストがこの「EOS R1」で撮影し、その画像や映像をTVや新聞・雑誌そしてWeb上で見る事になるのではないでしょうか。